2008年01月28日

直帰率は低ければいいわけじゃない

「直帰率」=
そのページを入口としてサイトを訪れた人のうち、そのページしか見ないで帰ってしまった割合のこと。
10人サイト訪問者がいて、「ほかのページにいかないまま、バックボタンを押した人が9人」という状態なら、直帰率は90%となる。


キーワード広告の最適化 Googleブログより

サイトのABテストの話が、
Googleブログに掲載されていた。


マーケティング・センスの高いお客さんから、
アクセス解析、分析を詳細にすべきか?
と聞かれるが、
「あまりやらなくていいです」
と私はいつも答えている。


例えば、
上記ブログでは、

「直帰率が高い=悪いサイト」

という前提をもとにしているが、
これは必ずしもそうとはいえない。


例えば、
こちらのサイト。

あるキーワードで、
何年も前から常に広告上位表示をしている、
優れたサイトだが、
(コンバージョンが取れていなければ、長期間高額入札はできない)

かなり、直帰率は高いはずだ。

なぜなら、
リンク先も少ないし、
すぐにアクションをしたい人には、
そのページで即刻申込みをしてもらう
ような戦略をとっているから。

要するに、
じっくりサイトの中身を見てから購買検討
するような客は、相手にしていないのである。


「緊急需要」が高いビジネス市場の場合、
直帰率を低くする努力は不要で、

「いかに、緊急性の高いお客に狙いを絞り、
スムーズに申し込んでもらえるか」

にフォーカスした方が、
コンバージョンは間違いなく増える。



また、
検索エンジン市場においては、
こういう緊急ニーズ・ビジネスの方が、
圧倒的に向いてるという事実も、
重要なファクター。


目的が違えば、
指標の意味も変わります。


解析や分析をやる前に、

「いかに粗利を高くするか」
「優先度の高いお客から粗利を確保する上で重要なことはなにか」

といった「経営視点」を明確にすることの方が、
はるかに重要ですよ、
ということです。






Posted by hidenori37 at 08:54 │Comments(1)
この記事へのコメント
直帰率の件でお尋ねです。
顧客がほかの競合他社と見比べて購入という形が多いため、上記のお話のように即刻申し込み、のパターンは30%あたりと考えています。
こういうサイトの場合、ランディングページの見直しが必要になるような高い直帰率というのはどれくらいの数値をいうのでしょう?
Posted by S.Inoue at 2008年02月12日 17:05