本日、涙の別れがありました。

１０年間、人生をともにしてきた相棒との最後の、日でした。

初期型セフィーロ２．５リッター、ＦＲ。

なんと１９９１年発売のモデル。
あの、井上陽水が「お元気ですか～」とやってたやつだ。
１０年前に中古で購入した。
私が２６歳のときだ。

事故に巻き込まれた経歴があってドアフレームが歪んでたんで、わずか２万キロの走行距離・最高グレードの２５００ccだというのに、たった５０万円ぽっちで成田の田舎中古自動車屋に放り出されるようにたたき売られていたのだ。

はじめての出会いから１０年。
人生の青年期を、ある意味家族よりも深いつきあいで一緒にすごしてきた。

買い換えようかと思ったこともあったが、
ほかのどんな車にのっても、耐え難い違和感を感じてしまい、
とても手放せなかったのである。

「ＲＢ２５ＤＥ」という、今にしてみれば、大変貴重な直列６気筒エンジンを積んでいることはかなり後で知った。
（今でも一部の走り屋には絶大な人気ならしい）

それもそのはず、
日産の技術職人の魂がこもった、名車だったのである。

私が独り身であったなら、
乗りつぶれるまで、一生をともにしていたと思う。

１０年間一度も事故なし、大きな故障ひとつなし。
１５年を経たエンジンも足回りも、どこにも悪いところはない。
タフでやさしくてイカすやつだった。

事情あって、今日でさよならをすることになった。

とても、悲しくてせつない。

この写真は、一生取っておこうと思う。

※検索キーワードは、需要をあらわす。
複合キーワードの一番目は、「a31」。つまり初期型モデルだ。
わかる人には、わかるんだね。

4365 セフィーロ
1723 a31 セフィーロ
1576 セフィーロ ワゴン
1072 a33 セフィーロ
895 日産 セフィーロ
872 a32 セフィーロ
804 セフィーロ a32
641 セフィーロ a33