2010年08月03日
フレーズ一致か?絞り込み部分一致か?
昨日、
Googleアドワーズの「絞り込み部分一致」のブログを書いたところ、
「フレーズ一致でカバーした方がよいのでは?」
という質問を受けました。
確かに、
現在のGoogleのフレーズ一致は、
単体のキーワードで、フレーズ一致設定をすると、
絞り込み部分一致と同じ動きをします。
(※同じ動きをしないこともあることが、
後日判明しました)
(わかりずらい話ですね。。。)
フレーズ一致なら、
オペレーションも楽なので、
この方がよい面もありますが、
フレーズ一致設定で、複合キーワードで逆転パターンを登録してない場合、
(中間にはさまる形も)
広告が出なくなるので、
キーワードの設定漏れがあると、
機会損失リスクが発生します。
すべてのキーワードをひっくり返して、
登録していくのは、
極めて非効率です。
しかし、
絞り込み部分一致も、
オペレーションコストがかかるので、
どちらが効率がよいかは、
アカウント構造、
ビジネスモデル、
キーワード市場構造(複合キーワードが多い、少ない、ロングテールキーワードが多い、少ない、など)
によるので、一般理論化は難しい、
というところだと思います。
この点は、私たちも研究中です。
また、
フレーズ一致運用だけ、にしてしまうと、
現在の拡張一致ともいうべき部分一致で、
新しいキーワードを発掘してくれる機会損失も、
生まれてしまいます。
・・・という複雑怪奇な話ですが、
わかる人はどれくらいいるのでしょうか。
とにかく、
Googleアドワーズは、
部分一致の定義を変更して拡大解釈に機能変更すべきではなかったと思います。
この点は明らかな失敗なのではないでしょうか。
広告主は大変混乱しているし、
検索ユーザーも、
「セブンイレブン茂木店」という検索キーワードに、
「模擬店」の広告が出ていたら、
著しく関連性が低いわけですから、
検索エンジンとしての信頼を失うでしょう。
「広告も検索結果である」
というGoogleのポリシーに明らかに反するのではないでしょうか。
部分一致はそのまま残し、
新たに「拡張一致」という機能を新しく作れば、
このような混乱はまだ少なかったはずです。
少なくとも、広告出稿側は、
混乱はなかったでしょう。
最近の検索エンジン業界において、
広告代理店とサプライヤーは、
売上のみを追いすぎている傾向があると思います。
広告主は、
効果がなければ出稿をやめてしまいます。
縮小均衡のリスクを考えるべきなのではないでしょうか。
拡張機能は素晴らしい面もあるのですから、
部分一致の定義を一方的に変更するのではなく、
堂々と新メニューとして出すべきでした。
この点は非常に残念です。
今からでも遅くないので、
Googleアドワーズには、キーワードマッチの機能を、
現在の、
「部分一致」
「絞り込み部分一致」
「フレーズ一致」
「完全一致」
から、
「拡張一致」
「部分一致」
「フレーズ一致」
「完全一致」
という4種類に変更すべきだと思います。
Googleアドワーズの「絞り込み部分一致」のブログを書いたところ、
「フレーズ一致でカバーした方がよいのでは?」
という質問を受けました。
確かに、
現在のGoogleのフレーズ一致は、
単体のキーワードで、フレーズ一致設定をすると、
絞り込み部分一致と同じ動きをします。
(※同じ動きをしないこともあることが、
後日判明しました)
(わかりずらい話ですね。。。)
フレーズ一致なら、
オペレーションも楽なので、
この方がよい面もありますが、
フレーズ一致設定で、複合キーワードで逆転パターンを登録してない場合、
(中間にはさまる形も)
広告が出なくなるので、
キーワードの設定漏れがあると、
機会損失リスクが発生します。
すべてのキーワードをひっくり返して、
登録していくのは、
極めて非効率です。
しかし、
絞り込み部分一致も、
オペレーションコストがかかるので、
どちらが効率がよいかは、
アカウント構造、
ビジネスモデル、
キーワード市場構造(複合キーワードが多い、少ない、ロングテールキーワードが多い、少ない、など)
によるので、一般理論化は難しい、
というところだと思います。
この点は、私たちも研究中です。
また、
フレーズ一致運用だけ、にしてしまうと、
現在の拡張一致ともいうべき部分一致で、
新しいキーワードを発掘してくれる機会損失も、
生まれてしまいます。
・・・という複雑怪奇な話ですが、
わかる人はどれくらいいるのでしょうか。
とにかく、
Googleアドワーズは、
部分一致の定義を変更して拡大解釈に機能変更すべきではなかったと思います。
この点は明らかな失敗なのではないでしょうか。
広告主は大変混乱しているし、
検索ユーザーも、
「セブンイレブン茂木店」という検索キーワードに、
「模擬店」の広告が出ていたら、
著しく関連性が低いわけですから、
検索エンジンとしての信頼を失うでしょう。
「広告も検索結果である」
というGoogleのポリシーに明らかに反するのではないでしょうか。
部分一致はそのまま残し、
新たに「拡張一致」という機能を新しく作れば、
このような混乱はまだ少なかったはずです。
少なくとも、広告出稿側は、
混乱はなかったでしょう。
最近の検索エンジン業界において、
広告代理店とサプライヤーは、
売上のみを追いすぎている傾向があると思います。
広告主は、
効果がなければ出稿をやめてしまいます。
縮小均衡のリスクを考えるべきなのではないでしょうか。
拡張機能は素晴らしい面もあるのですから、
部分一致の定義を一方的に変更するのではなく、
堂々と新メニューとして出すべきでした。
この点は非常に残念です。
今からでも遅くないので、
Googleアドワーズには、キーワードマッチの機能を、
現在の、
「部分一致」
「絞り込み部分一致」
「フレーズ一致」
「完全一致」
から、
「拡張一致」
「部分一致」
「フレーズ一致」
「完全一致」
という4種類に変更すべきだと思います。
Posted by hidenori37 at
09:27
│Comments(1)
2010年08月02日
無駄クリックを削減する!Googleアドワーズの絞り込み部分一致の設定方法動画
Googleアドワーズの絞り込み部分一致の設定方法動画を、
アップしました。
現在の「部分一致」は、「拡張一致」とでも言うべきもので、
しっかり管理をしないと、
予想外にコストが拡大していき、
CPA(顧客獲得単価)が悪化します。
キーワードの発掘を自動的にしてくれる、
という非常に素晴らしい面があるのですが、
まったく顧客層が違っているキーワードにも、
現状では出ることがあり、
無駄クリックを生むこともあるので、
検索数5万件以上のキーワード、
もしくは1万件以上で、クリック単価が100円を超えるような場合、
絞り込み部分一致は使った方がよいと思います。
現在の部分一致で、
実際にあった「こりゃコンバージョンしないよね」
というキーワードに広告が出ていた悪い実例:
「フローリング床」→「受精 着床」
「模擬店」→「セブンイレブン茂木店」
一方で、
検索数が月間数千、数百しかないけど、
確実にコンバージョンが取れる、
CPAが良すぎるキーワードは、
部分一致のままで出した方がよいと思います。
自動的に、
コンバージョンを生むキーワードを、
引っ張ってきてくれる可能性がありますので。
現在の拡張一致とでも呼ぶべき「部分一致」は、
かならずしも「悪」ではありません。
素晴らしい点もあります。
要は、使いようです。
Googleアドワーズの絞り込み部分一致の設定方法動画
(Facebook ※ログインしなくても見れます)
あと、
この設定は、
アドワーズエディタ、管理画面ではかなり面倒なので、
CSVで一括変換できるような、
エクセルマクロをつくってます。
無料配布する予定ですので、後日このブログでお知らせします。
個別のアカウントに関して、
どのキーワードを部分一致にして、
どのキーワードを絞り込み部分一致にするか、
といったアドバイスが必要な場合は、
こちらの会員制度のゴールド会員にお申し込みください。
キーワードマーケティング研究会
Posted by hidenori37 at
08:45
│Comments(0)
2010年07月28日
決してバラ色の未来ではないヤフーとGoogleの提携話
ヤフージャパンと米Googleの提携に関して。
要するに、
ヤフーがGoogleから技術をOEM提供してもらって、
外側はヤフーのままでエンドユーザーに提供する、
という形になったということだ。
基本的には、
検索キーワード広告(リスティング、PPC)を、
使って売上・利益を上げている企業、
あるいはそれを生業にする者たちからすれば、
長い冬の時代が一応終わりを告げて、
ひとまずは春が訪れたという感覚だろう。
●3つの良い点
2009年初頭ごろより、
Yahoo!リスティング広告(旧オーバーチュア)のシステムは、
エラーが頻繁に起こり、
残念ながら信用して使うことができない状況がずっと続いていた。
ヤフーの広告システム投資に関する意欲はまったく感じられず、
「ヤフーはキーワード広告のASP提供を、
やめてしまうのではないか」
という最悪の予測もしていたくらいである。
Googleアドワーズのシステムが入り、
安定した広告出稿ができるようになるのであれば、
短期的には、
誰にとってもよいことではある。
また、
広告主や広告代理店としては、
管理画面における、
キャンペーン数や広告グループ数、
広告文の文字数、
コンバージョンの定義の違い、
などの大きな違いがある二つの広告システムを、
同じくらいのパワーを注いで運用する必要がなくなるので、
効率的になることは期待される。
特に、
「1キーワード1広告グループ」
のアカウント運用をしなければ競争に勝ちにくくなっている現状では、
ヤフーリスティング(旧オーバーチュア)の、
少ない方のシステム制限に合わせなければならない制約は、
極めて非効率だった。
※
Googleアドワーズ=
キャンペーン数の上限25個
1キャンペーン内の広告グループ数の上限2,000個
ヤフーリスティング=
キャンペーン数の上限20個
1キャンペーン内の広告グループ数の上限1,000個
(ただし、
このようなシステムがアドワーズのものに、
完全に移行するかどうかは現時点ではわからないが)
さらには、
ヤフーリスティング(旧オーバーチュア)は、
MFOという大問題を抱えているので、
これも解消できるのなら、
CPAを1円でもいいから下げたいと願う広告主にとっては、
朗報だ。
(だからといって放置は許されないが)
●決して未来はバラ色ではない
ただ、
残念ながらこの提携によって、
明るい未来が開け続けるかというと、
必ずしもそうではない。
まず、独占禁止法の問題。
公正取引委員会に確認済み、
とプレスリリースに記載があったが、
「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」
には、
「独占的状態に対する規制」
というものがあって、
1社による市場の独占を禁じている。
「独占的状態」とは、
同種または類似の商品又は役務の国内で供給されたものの価額が
一定の水準を超えた場合において、
その商品役務等に係る一定の事業分野において,
次に掲げる市場構造及び市場における弊害があることをいう(8条の4)
「1年間において、
一の事業者のシェアが50%を越えるか2の事業者のシェアの合計が75%を超えること」
実質的に、
Googleとヤフーで検索エンジンの95%以上のシェアがあるわけで、
検索キーワード広告の事業をGoogleが独占することになるのであれば、
明らかな違法となる。
このへんに考慮してか、
プレスリリースでは、自社広告は続ける、
と強調されている。
「Yahoo!JAPAN は、
検索ページや検索サービスを今後も自ら運営していくことはもちろんのこと、
検索連動型広告においても、広告主が希望するキーワードに値段を付け、
オークション形式により広告の掲載可否や順序を決定する場である
「マーケットプレイス」を、これまでどおりYahoo! JAPAN 独自のものとして
維持してまいります。」
したがって、Yahoo! JAPANとグーグルは、
広告と検索サービスを含むすべてのサービスにおいて、
今後も競い合う関係であることに変わりはありません」
アメリカでは、
ヤフーとGoogleは提携をしたかったのだが、
独禁法の問題で、断念せざるを得ず、
結局ヤフーはマイクロソフトと手を組んだ。
アメリカではNGで、
日本ではOK、
というのは、
グローバルなネットビジネスにおいて、
明らかなダブルスタンダードであって矛盾が生じる。
マイクロソフトは何らかの動きをすることは、
確実であると思われる。
独占とするか、しないか、ということに関しては、
司法関係者からすれば、
難しい判断をせまられることになるだろう。
ちなみに、
公正取引委員会は「行政」であって、
「司法」ではない。
行政の判断は司法に裁かれる立場にある。
薬事法の問題では、
行政ばかりか司法にもはじかれたネットビジネスだが、
検索エンジンの問題では、
どうなるのかは注目したいところである。
また、
広告主にとっては、
システムの安定が必ずしも、
「CPA(顧客獲得単価)の良化」
に即つながるわけではない。
Googleはヤフーよりも、
広告主からバランスよくお金を取るのが上手なので、
ヤフーの信用力と、
Googleアドワーズのシステム力で、
低コストでお客がたくさんとれるようになる、
とは短絡的には考えはしないほうがよい。
下位との入札単価が大きく開いている場合、
Yahoo!リスティングとGoogleアドワーズでは、
どちらが多くクリック単価が加算されるか、
という私たちが行った仮説検証では、
Googleアドワーズの方が高かったテスト結果もある。
さらには、
事実上の1社独占によって、
Googleの技術力が劣る危険性は、
なくはないだろう。
アドワーズが平日の昼間に長時間アクセスできなくなる、
という事態が昨年起こったが、
いままではこのようなことはあり得なかったし、
出るべきキーワードに広告が出ない、
などのエラーは、
数年前よりも目立つようになっている。
複雑で高度なシステムを、
次々とひとつの管理画面で統合しようとしているので、
これは無理のないことかもしれないが。
いずれにしても、
競争がなくなって楽に稼げるようになれば、
努力をしなくなるのはどんな企業でも、国でも、個人でも、
同じである。
(そのために独占禁止法という法律がある)
短期的には、
ヤフーがGoogleの技術を採り入れることは、
サービスプロバイダー、
広告主、
検索ユーザー、
の三者だれにとっても有益だと思われるが、
5年以上の中長期スパンを予測した場合には、
不安要素も多いことは否めない。
検索エンジンビジネスにとって、
いや、
インターネットビジネスにとって、
大きな転換点になった今回の提携。
今後も、
「あり得ない、なんてことはあり得ない」
事態は続きそうである。
参考リンク
連動型広告の配信システム変更に関して、発表後にお寄せいただいた代表的な質問とその回答について
http://blogs.yahoo.co.jp/listing_ads/16900740.html
Google日本公式ブログ
【Yahoo! JAPAN のより良い検索と広告サービスのために】
http://bit.ly/9yk1X0
ヤフーのプレスリリース
【Yahoo! JAPAN の検索サービスにおける
グーグルの検索エンジンと検索連動型広告配信システムの採用、
ならびにYahoo! JAPAN からグーグルへのデータ提供について】
http://bit.ly/a1o8bO
ヤフーのプレスリリース
【よくある質問】
http://i.yimg.jp/images/docs/ir/release/2010/jp20100727_2.pdf
Yahoo!リスティング公式ブログ
【検索連動型広告「スポンサードサーチ」強化のための広告配信システム変更について】
http://blogs.yahoo.co.jp/listing_ads/16807614.html
要するに、
ヤフーがGoogleから技術をOEM提供してもらって、
外側はヤフーのままでエンドユーザーに提供する、
という形になったということだ。
基本的には、
検索キーワード広告(リスティング、PPC)を、
使って売上・利益を上げている企業、
あるいはそれを生業にする者たちからすれば、
長い冬の時代が一応終わりを告げて、
ひとまずは春が訪れたという感覚だろう。
●3つの良い点
2009年初頭ごろより、
Yahoo!リスティング広告(旧オーバーチュア)のシステムは、
エラーが頻繁に起こり、
残念ながら信用して使うことができない状況がずっと続いていた。
ヤフーの広告システム投資に関する意欲はまったく感じられず、
「ヤフーはキーワード広告のASP提供を、
やめてしまうのではないか」
という最悪の予測もしていたくらいである。
Googleアドワーズのシステムが入り、
安定した広告出稿ができるようになるのであれば、
短期的には、
誰にとってもよいことではある。
また、
広告主や広告代理店としては、
管理画面における、
キャンペーン数や広告グループ数、
広告文の文字数、
コンバージョンの定義の違い、
などの大きな違いがある二つの広告システムを、
同じくらいのパワーを注いで運用する必要がなくなるので、
効率的になることは期待される。
特に、
「1キーワード1広告グループ」
のアカウント運用をしなければ競争に勝ちにくくなっている現状では、
ヤフーリスティング(旧オーバーチュア)の、
少ない方のシステム制限に合わせなければならない制約は、
極めて非効率だった。
※
Googleアドワーズ=
キャンペーン数の上限25個
1キャンペーン内の広告グループ数の上限2,000個
ヤフーリスティング=
キャンペーン数の上限20個
1キャンペーン内の広告グループ数の上限1,000個
(ただし、
このようなシステムがアドワーズのものに、
完全に移行するかどうかは現時点ではわからないが)
さらには、
ヤフーリスティング(旧オーバーチュア)は、
MFOという大問題を抱えているので、
これも解消できるのなら、
CPAを1円でもいいから下げたいと願う広告主にとっては、
朗報だ。
(だからといって放置は許されないが)
●決して未来はバラ色ではない
ただ、
残念ながらこの提携によって、
明るい未来が開け続けるかというと、
必ずしもそうではない。
まず、独占禁止法の問題。
公正取引委員会に確認済み、
とプレスリリースに記載があったが、
「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」
には、
「独占的状態に対する規制」
というものがあって、
1社による市場の独占を禁じている。
「独占的状態」とは、
同種または類似の商品又は役務の国内で供給されたものの価額が
一定の水準を超えた場合において、
その商品役務等に係る一定の事業分野において,
次に掲げる市場構造及び市場における弊害があることをいう(8条の4)
「1年間において、
一の事業者のシェアが50%を越えるか2の事業者のシェアの合計が75%を超えること」
実質的に、
Googleとヤフーで検索エンジンの95%以上のシェアがあるわけで、
検索キーワード広告の事業をGoogleが独占することになるのであれば、
明らかな違法となる。
このへんに考慮してか、
プレスリリースでは、自社広告は続ける、
と強調されている。
「Yahoo!JAPAN は、
検索ページや検索サービスを今後も自ら運営していくことはもちろんのこと、
検索連動型広告においても、広告主が希望するキーワードに値段を付け、
オークション形式により広告の掲載可否や順序を決定する場である
「マーケットプレイス」を、これまでどおりYahoo! JAPAN 独自のものとして
維持してまいります。」
したがって、Yahoo! JAPANとグーグルは、
広告と検索サービスを含むすべてのサービスにおいて、
今後も競い合う関係であることに変わりはありません」
アメリカでは、
ヤフーとGoogleは提携をしたかったのだが、
独禁法の問題で、断念せざるを得ず、
結局ヤフーはマイクロソフトと手を組んだ。
アメリカではNGで、
日本ではOK、
というのは、
グローバルなネットビジネスにおいて、
明らかなダブルスタンダードであって矛盾が生じる。
マイクロソフトは何らかの動きをすることは、
確実であると思われる。
独占とするか、しないか、ということに関しては、
司法関係者からすれば、
難しい判断をせまられることになるだろう。
ちなみに、
公正取引委員会は「行政」であって、
「司法」ではない。
行政の判断は司法に裁かれる立場にある。
薬事法の問題では、
行政ばかりか司法にもはじかれたネットビジネスだが、
検索エンジンの問題では、
どうなるのかは注目したいところである。
また、
広告主にとっては、
システムの安定が必ずしも、
「CPA(顧客獲得単価)の良化」
に即つながるわけではない。
Googleはヤフーよりも、
広告主からバランスよくお金を取るのが上手なので、
ヤフーの信用力と、
Googleアドワーズのシステム力で、
低コストでお客がたくさんとれるようになる、
とは短絡的には考えはしないほうがよい。
下位との入札単価が大きく開いている場合、
Yahoo!リスティングとGoogleアドワーズでは、
どちらが多くクリック単価が加算されるか、
という私たちが行った仮説検証では、
Googleアドワーズの方が高かったテスト結果もある。
さらには、
事実上の1社独占によって、
Googleの技術力が劣る危険性は、
なくはないだろう。
アドワーズが平日の昼間に長時間アクセスできなくなる、
という事態が昨年起こったが、
いままではこのようなことはあり得なかったし、
出るべきキーワードに広告が出ない、
などのエラーは、
数年前よりも目立つようになっている。
複雑で高度なシステムを、
次々とひとつの管理画面で統合しようとしているので、
これは無理のないことかもしれないが。
いずれにしても、
競争がなくなって楽に稼げるようになれば、
努力をしなくなるのはどんな企業でも、国でも、個人でも、
同じである。
(そのために独占禁止法という法律がある)
短期的には、
ヤフーがGoogleの技術を採り入れることは、
サービスプロバイダー、
広告主、
検索ユーザー、
の三者だれにとっても有益だと思われるが、
5年以上の中長期スパンを予測した場合には、
不安要素も多いことは否めない。
検索エンジンビジネスにとって、
いや、
インターネットビジネスにとって、
大きな転換点になった今回の提携。
今後も、
「あり得ない、なんてことはあり得ない」
事態は続きそうである。
参考リンク
連動型広告の配信システム変更に関して、発表後にお寄せいただいた代表的な質問とその回答について
http://blogs.yahoo.co.jp/listing_ads/16900740.html
Google日本公式ブログ
【Yahoo! JAPAN のより良い検索と広告サービスのために】
http://bit.ly/9yk1X0
ヤフーのプレスリリース
【Yahoo! JAPAN の検索サービスにおける
グーグルの検索エンジンと検索連動型広告配信システムの採用、
ならびにYahoo! JAPAN からグーグルへのデータ提供について】
http://bit.ly/a1o8bO
ヤフーのプレスリリース
【よくある質問】
http://i.yimg.jp/images/docs/ir/release/2010/jp20100727_2.pdf
Yahoo!リスティング公式ブログ
【検索連動型広告「スポンサードサーチ」強化のための広告配信システム変更について】
http://blogs.yahoo.co.jp/listing_ads/16807614.html
Posted by hidenori37 at
09:56
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2010年07月27日
ヤフージャパンはグーグルに切り替える準備ができた?
海外ブログのざっくり翻訳です。とりいそぎアップします。
まあ、
私としては実現してほしいですけどね。
Is Yahoo Japan Poised to Switch to Google Search?
ヤフージャパンはグーグルに切り替える準備ができた?
http://kara.allthingsd.com/20100726/exclusive-is-yahoo-japan-poised-to-switch-to-google-search/
早ければ今日にも、ヤフージャパンとグーグルの提携が発表されると
さまざまな機関が行っている。
財務的な条件は不明瞭である。
もしもグーグルとヤフージャパンが手を結べば、
日本の市場における検索のほとんどを支配することになる。
有料検索は今回の契約には含まれていない。
しかし、検索マーケットにおいて、ヤフージャパンは56%のシェアを
有していて、グーグルはたったの31%のシェアしかない。
Microsoftについては、3%のみだ。
昨年、ヤフーとMicrosoftが広範囲にわたる検索とオンライン広告の
パートナーシップを発表した時、アルゴリズム検索において、
現在はヤフーの技術を用いているヤフージャパンは、
検索サービスのどちらでも選ぶことができた。
つまり、MicrosoftのBing技術を使うことを義務付けられたのではなく、
ヤフーが運営する国々同様に、
年末までにアメリカのヤフーを強化することを意味した。
しかし、ヤフージャパンは自主独立体を所有しているため、
どんな契約もAOLもしくはNews Corp.とMyspaceで交渉された。
結局、どちらの企業もグーグルを選び、更新に向けて進んでいる。
偶然にも、Bingが日本の市場に入ろうとしていたが、
ほんのわずかなシェアしかない。
そして、皮肉っぽく、ヤフージャパンの井上氏が、
日本のニュース番組のインタビューに対して、
ストリートビューやマップなどのグーグルのサービスに
感激しなかったということを話している。
どんなケースにおいても、もしヤフージャパンとグーグルが提携すれば、
08年にアメリカでヤフーとグーグルが契約を結ぼうとした
(政権交代を機に、契約はなくなった)際に、
成功したのと同様に、Microsoftが提携をブロックしようとすることは
明らかである。
さらに、中国でヤフーの名前を使っているアリババグループが
どちらの検索テクノロジーを選択するかというのも気になるところだ。
ヤフージャパンのように、ヤフーの検索とメール技術を現在は用いている
アリババもBingにきりかえることは強制されていない。
グーグルと中国はいまだ緊張関係にある。
ヤフージャパンとソフトバンクの確認はまだとれておらず、
Microsoftはコメントを拒否している。
まあ、
私としては実現してほしいですけどね。
Is Yahoo Japan Poised to Switch to Google Search?
ヤフージャパンはグーグルに切り替える準備ができた?
http://kara.allthingsd.com/20100726/exclusive-is-yahoo-japan-poised-to-switch-to-google-search/
早ければ今日にも、ヤフージャパンとグーグルの提携が発表されると
さまざまな機関が行っている。
財務的な条件は不明瞭である。
もしもグーグルとヤフージャパンが手を結べば、
日本の市場における検索のほとんどを支配することになる。
有料検索は今回の契約には含まれていない。
しかし、検索マーケットにおいて、ヤフージャパンは56%のシェアを
有していて、グーグルはたったの31%のシェアしかない。
Microsoftについては、3%のみだ。
昨年、ヤフーとMicrosoftが広範囲にわたる検索とオンライン広告の
パートナーシップを発表した時、アルゴリズム検索において、
現在はヤフーの技術を用いているヤフージャパンは、
検索サービスのどちらでも選ぶことができた。
つまり、MicrosoftのBing技術を使うことを義務付けられたのではなく、
ヤフーが運営する国々同様に、
年末までにアメリカのヤフーを強化することを意味した。
しかし、ヤフージャパンは自主独立体を所有しているため、
どんな契約もAOLもしくはNews Corp.とMyspaceで交渉された。
結局、どちらの企業もグーグルを選び、更新に向けて進んでいる。
偶然にも、Bingが日本の市場に入ろうとしていたが、
ほんのわずかなシェアしかない。
そして、皮肉っぽく、ヤフージャパンの井上氏が、
日本のニュース番組のインタビューに対して、
ストリートビューやマップなどのグーグルのサービスに
感激しなかったということを話している。
どんなケースにおいても、もしヤフージャパンとグーグルが提携すれば、
08年にアメリカでヤフーとグーグルが契約を結ぼうとした
(政権交代を機に、契約はなくなった)際に、
成功したのと同様に、Microsoftが提携をブロックしようとすることは
明らかである。
さらに、中国でヤフーの名前を使っているアリババグループが
どちらの検索テクノロジーを選択するかというのも気になるところだ。
ヤフージャパンのように、ヤフーの検索とメール技術を現在は用いている
アリババもBingにきりかえることは強制されていない。
グーグルと中国はいまだ緊張関係にある。
ヤフージャパンとソフトバンクの確認はまだとれておらず、
Microsoftはコメントを拒否している。
Posted by hidenori37 at
14:13
│Comments(0)
50億稼げるFacebookの検索数とキーワード需要
Facebookの月間検索数は、
全世界で、
16億8千万。
日本ではまだまだ利用者が少なくて、
120万人くらいのアカウント数。
検索キーワード需要から、
Facebookの現在の問題点や需要がわかりますね。
「使い方」という検索キーワード需要で、
1万2千件もあるわけですから、
このへんの問題解決をするようなビジネスは、
手っ取り早く売上になることがわかります。
私は、
Facebookには可能性があると思います。
・ログインしなくても見れるビジネスアカウント
・アプリケーション連携
・セルフ広告出稿可能
このへんが肝で、
特にセルフ広告が可能、
というポイントは、
元Google社員のFacebookへの参加によって、
どんどん機能が高度になってきています。
攻略法ですが、
8/1日に、
Facebookで50億売り上げる、
ゲイリー・ヴェイナチャックが出演するセミナーがあります。
マスターマインドマーケティングセミナー
http://bit.ly/9d1xUQ
私も、
キーワードマーケティングから見たソーシャル、
という観点での講演を1時間ほどやります。
よかったら参加くださいね。
facebook 1680000000
facebook login 151000000
facebook.com 68000000
facebook 日本語 27100
facebook 使い方 12100
facebook 足跡 4400
facebook アプリ 2400
facebook twitter 連携 1000
facebook 日本 590
facebook 日本法人 390
全世界で、
16億8千万。
日本ではまだまだ利用者が少なくて、
120万人くらいのアカウント数。
検索キーワード需要から、
Facebookの現在の問題点や需要がわかりますね。
「使い方」という検索キーワード需要で、
1万2千件もあるわけですから、
このへんの問題解決をするようなビジネスは、
手っ取り早く売上になることがわかります。
私は、
Facebookには可能性があると思います。
・ログインしなくても見れるビジネスアカウント
・アプリケーション連携
・セルフ広告出稿可能
このへんが肝で、
特にセルフ広告が可能、
というポイントは、
元Google社員のFacebookへの参加によって、
どんどん機能が高度になってきています。
攻略法ですが、
8/1日に、
Facebookで50億売り上げる、
ゲイリー・ヴェイナチャックが出演するセミナーがあります。
マスターマインドマーケティングセミナー
http://bit.ly/9d1xUQ
私も、
キーワードマーケティングから見たソーシャル、
という観点での講演を1時間ほどやります。
よかったら参加くださいね。
facebook 1680000000
facebook login 151000000
facebook.com 68000000
facebook 日本語 27100
facebook 使い方 12100
facebook 足跡 4400
facebook アプリ 2400
facebook twitter 連携 1000
facebook 日本 590
facebook 日本法人 390
Posted by hidenori37 at
07:41
│Comments(1)
2010年07月16日
MFO問題その3 〜USヤフーの場合。
MFO問題その3です。
日本のMFOの問題は、
サイト配信外設定を500にしようが、
1,000にしようが、
1万にしようが、
問題は解決しません。
ヤフーの提携会社の一部が、
子会社、
またその子会社、
という風に会社を増やし、
サイトを作らせて、
コンバージョンに寄与しない、
あるいはCPAが異様に割高なサイトを、
増殖し続けているからです。
現在わかっている、
MFOでポイント目当てで検索させているような、
質が悪いと思われるサイトもすでに、
250件を超えてしまっています。
前回のブログでも書きましたが、
私たちは、
ヤフーにMFOをやめろ、
と言っているわけではありません。
会社概要の記載すらない、
素性のわけがわからないサイトだったり、
ポイント目当てで、
クリック単価が高いキーワードを検索させるように誘導させているサイトだったり、
検索ではないのに、
検索広告として表示させるようなサイトには、
広告を出したくない、
というだけであって、
「ヤフーの検索結果のみに表示する」
というオプションをつくりさえすれば、
なんの問題もないのです。
MFOでもコンバージョンが出ている、
という人は、
どちらも出すことを選択すればよいだけです。
実際に、
Googleアドワーズはそのような形をとっていますし、
USのヤフーでは、
その機能は搭載されているのです。
その動画を、
Facebookにアップしていますので、
見てみてください。
アメリカ版Yahoo!リスティング広告の広告配信設定方法
日本のMFOの問題は、
サイト配信外設定を500にしようが、
1,000にしようが、
1万にしようが、
問題は解決しません。
ヤフーの提携会社の一部が、
子会社、
またその子会社、
という風に会社を増やし、
サイトを作らせて、
コンバージョンに寄与しない、
あるいはCPAが異様に割高なサイトを、
増殖し続けているからです。
現在わかっている、
MFOでポイント目当てで検索させているような、
質が悪いと思われるサイトもすでに、
250件を超えてしまっています。
前回のブログでも書きましたが、
私たちは、
ヤフーにMFOをやめろ、
と言っているわけではありません。
会社概要の記載すらない、
素性のわけがわからないサイトだったり、
ポイント目当てで、
クリック単価が高いキーワードを検索させるように誘導させているサイトだったり、
検索ではないのに、
検索広告として表示させるようなサイトには、
広告を出したくない、
というだけであって、
「ヤフーの検索結果のみに表示する」
というオプションをつくりさえすれば、
なんの問題もないのです。
MFOでもコンバージョンが出ている、
という人は、
どちらも出すことを選択すればよいだけです。
実際に、
Googleアドワーズはそのような形をとっていますし、
USのヤフーでは、
その機能は搭載されているのです。
その動画を、
Facebookにアップしていますので、
見てみてください。
アメリカ版Yahoo!リスティング広告の広告配信設定方法
Posted by hidenori37 at
18:46
│Comments(6)
2010年07月13日
MFO問題その2 〜ヤフーに対する要望
さて、
かなりの反響を呼んでしまった、
MFOという大問題(怒)〜Yahoo!リスティング広告
の記事だが、
ヤフーに対するスタンスを、
書いておこうと思う。
私たちは、
ヤフーに対して、
「MFOをやるな」
と言っているわけではない。
ヤフーがどのような広告商品をつくって販売しようが、
ヤフーの勝手である。
私たちがとやかく言う筋合いのことではない。
私たち広告主は、
役に立たないしょうもない商品であれば、
「買わなければよい」
だけだからだ。
要するに私たちがヤフーに対してどうしてほしいか、
といえば、
Yahoo!リスティング広告において、
「ヤフーの検索結果にだけ表示する」
というオプションを作ってくれればよいだけの話なのである。
Googleアドワーズには、
この機能がある。
これと同じものをつくってくれさえすれば何の問題もないのだ。
Googleの広告配信ネットワークの選択画面↓

(Google検索、だけを選択できる)
広告主が、
Yahoo!リスティング広告にお金を払おうとしているのは、
ヤフーの検索結果であって、
MFOサイトではない。
運営会社の記載すらないサイトなどには、
広告を載せたくないのである。
あるいは、
検索ではないのに、検索に見せかけた広告を、
「スポンサードサーチ」
としてクリック単価を支払いたくはないのだ。
さらにいえば、
「どう考えても、一般ユーザーがこのようなサイトを利用するはずがない」
としか思えないようなサイトのクリックに、
貴重なお金を支払うつもりなど毛頭ない。
たとえば、
こういったサイトがその典型例である。↓
http://knows.jp/
http://navi-words.jp/
今のところ私たちは、
「対象外サイト」を、管理画面で登録していくしかないのだが、
限度がたったの250しかないので、
雨後の竹の子のごとく現れるMFOサイトを、
追加で除外することができない。
これでは対象外サイトの登録など、
あっても無意味だ。
ヤフーがもし、
「MFOサイトでもコンバージョンが得られるはずだ」
と本当に考えているのなら、
このような中途半端なやり方ではなく、
正々堂々と、
Googleのように、
広告配信先を選択できるようにするべきだろう。
私たちは長らく、
多くのクライアントに、
「Yahoo!リスティング広告(旧オーバーチュア)は、
ヤフーの検索結果に広告が出せるんですよ」
と説明し、
広告投資をしてもらってきた。
しかし、
今後はその説明の方法も変えざるを得なさそうである。
PS
キーワードマーケティング研究所Facebookに、
「配信対象外サイト」の登録方法を、
動画でアップしました。
かなりの反響を呼んでしまった、
MFOという大問題(怒)〜Yahoo!リスティング広告
の記事だが、
ヤフーに対するスタンスを、
書いておこうと思う。
私たちは、
ヤフーに対して、
「MFOをやるな」
と言っているわけではない。
ヤフーがどのような広告商品をつくって販売しようが、
ヤフーの勝手である。
私たちがとやかく言う筋合いのことではない。
私たち広告主は、
役に立たないしょうもない商品であれば、
「買わなければよい」
だけだからだ。
要するに私たちがヤフーに対してどうしてほしいか、
といえば、
Yahoo!リスティング広告において、
「ヤフーの検索結果にだけ表示する」
というオプションを作ってくれればよいだけの話なのである。
Googleアドワーズには、
この機能がある。
これと同じものをつくってくれさえすれば何の問題もないのだ。
Googleの広告配信ネットワークの選択画面↓

(Google検索、だけを選択できる)
広告主が、
Yahoo!リスティング広告にお金を払おうとしているのは、
ヤフーの検索結果であって、
MFOサイトではない。
運営会社の記載すらないサイトなどには、
広告を載せたくないのである。
あるいは、
検索ではないのに、検索に見せかけた広告を、
「スポンサードサーチ」
としてクリック単価を支払いたくはないのだ。
さらにいえば、
「どう考えても、一般ユーザーがこのようなサイトを利用するはずがない」
としか思えないようなサイトのクリックに、
貴重なお金を支払うつもりなど毛頭ない。
たとえば、
こういったサイトがその典型例である。↓
http://knows.jp/
http://navi-words.jp/
今のところ私たちは、
「対象外サイト」を、管理画面で登録していくしかないのだが、
限度がたったの250しかないので、
雨後の竹の子のごとく現れるMFOサイトを、
追加で除外することができない。
これでは対象外サイトの登録など、
あっても無意味だ。
ヤフーがもし、
「MFOサイトでもコンバージョンが得られるはずだ」
と本当に考えているのなら、
このような中途半端なやり方ではなく、
正々堂々と、
Googleのように、
広告配信先を選択できるようにするべきだろう。
私たちは長らく、
多くのクライアントに、
「Yahoo!リスティング広告(旧オーバーチュア)は、
ヤフーの検索結果に広告が出せるんですよ」
と説明し、
広告投資をしてもらってきた。
しかし、
今後はその説明の方法も変えざるを得なさそうである。
PS
キーワードマーケティング研究所Facebookに、
「配信対象外サイト」の登録方法を、
動画でアップしました。
Posted by hidenori37 at
22:17
│Comments(5)
2010年07月12日
MFOという大問題(怒)〜Yahoo!リスティング広告(旧オーバーチュア)
いったい、
Yahoo!リスティング広告(旧オーバーチュア)は、
どうなってしまったのか。
度を超えたMFOによって、
膨大な無駄クリックが発生して、
多くの広告主が怒りの声をあげている。
MFOとは、
Made For Overture(オーバーチュアのためだけにあるサイト)
という意味で、
かんたんに言うと、
ろくにコンバージョンを生まないサイト群である。
たとえば、
http://fambee.net/
http://camilium.com/
といったサイトの例。
このようなサイトだが、
いったい誰がこのようなサイトを見るのかな、
と不思議に思う人も多いのではないだろうか。
一見、検索エンジンのような見た目のサイトだが、
これが「MFO」と
呼ばれるサイトの例である。
こういうサイトで、
「低金利ローン」などのリンクを押すと、
このような画面となる。
http://camilium.com/cid/ps_pb_camilium_hs/type/hs/page/1/keyword/%E4%BD%8E%E9%87%91%E5%88%A9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3
いったいなにかというと、
実はこれ、
Yahoo!リスティング広告(旧オーバーチュア)なのである。
以下は、Yahoo!で検索した場合の、
低金利ローンの検索結果。
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E4%BD%8E%E9%87%91%E5%88%A9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=
キーワード広告(PPC)の部分で、
同じ広告であることがわかるだろうか。
ヤフーで検索された場合も、
上記のようなサイトで、たまたまクリックして出てきた画面の、
どこかをクリックしても、
Yahoo!リスティング広告の管理画面では、
キーワード「低金利ローン」
のクリックとしてカウントされてしまうのだ。
これは、
「Yahoo!リスティング広告しか出していないサイト」
をアクセス解析して、
リンク元を調べた結果わかったことである。
●三つの問題
問題の一つ目は、
こういったわけのわからないサイトでクリックされた広告では、
ほとんどコンバージョンを生まない、
という広告主にとっての「実利」に関わることである。
なにせ、運営している会社すら記載がないのである
(コンバージョン率というのは、原則媒体の信用、
で決まるもの)。
で、問題なのは、最近このようなサイトが異様に増えていて、
クリックが激増し、
全クリックの30%くらいを占めるようになっているアカウントもある。
問題の二つ目は、
倫理の問題。
Yahoo!リスティング広告のトップでは、
「Yahoo!リスティング広告が提供する検索連動型広告『スポンサードサーチ』は、
Yahoo! JAPANの検索結果などに、検索したキーワードと関連性の高い広告を掲載するサービスです。」
と書かれているのだが、
http://listing.yahoo.co.jp/service/srch/index.html
上記のようなサイトのクリックも、ヤフーでの検索でのクリックも、
同じ1クリックとして扱われては、
広告主としては、「だまされた」と考える人も多いだろう。
問題の三つ目は、
そもそも、なぜこのような怪しいサイト(運営会社すら記載がない)が、
オーバーチュアの広告を出せるのか?
いや、そもそもなぜ出すのか?
という理由がわからない、ということである。
これがまだGoogleアドセンスなら話がわかるのだが、
Yahoo!リスティング広告にはそのような公開システムはない。
どういうことなのか?
みなさんもぜひこのへんは考えてみてほしい。
おいおい、
解説していこうと思います。
●判別方法
Yahoo!リスティングの広告かどうか、
を調べる方法はカンタンで、
広告と思われるところで右クリックをして、
リンクを調べてみればよい。
http://searchpartner.jp/api/rurl?url=http://rc20.overture.com/d/sr/?xargs=15KPjg1%5FBSnZamwryrcrzLTOuGxlgOgszv%5F8pmC5l9HNZe9HN7ALxybKPHmcZ9Se9j7AfGnK%2DZ%2Da4RJfTznfqDEAiGRVWNEOX5yt2awIg4M6%2DjUNVDO4UVmeftmIdHOHgFZWi0JeqA3uPNI9f6P35L6N5CwByb%5Fvg28P%2DYtr9dHbvb2lNw%5F1rUIpgN%2D%5FF4jJ6cfdMfG%2DBYCqubkSLlAe5Gztt9kOqhTzZDeyaitF88k1uCLUN5qN%5FLD48Kr%2Dr8m42cd%2DL9lMdZalqS9IxG2CzCxKkvQ1zIuakxFWDqHI23872tNTqkuE7Xmp7BnCFqsA%5FSLeMe0dwKpfIk0tJtLRN8VrW4a1iPYQ5monHEOsspNZb1%2DEz2Xe3pTnV2IABZ%2DYLwNc4QslXFzyw%5FUTqteNbauSlfY6Bi2Ayy5WyG7Rw%2DztkOsfreOoAKtoCVyE7DdUNi&ts=vPNz3650YET3504VIY3577UPH3504ryg3577mGA3650lpC3504WAkN7u0MX73Tnf4015LuT3650uRO3577ZOA3650mdl3577pMD3723Uei37961&ip=61.25.155.189&client=ps&type=oss&otype=ps_pb_fambee_hs_unknown
のようなリンクになっていて、
「overture.com」
という文字列があれば、
これはYahoo!リスティング広告で、
スポンサードサーチとしてクリックカウントされてしまう。
●対策方法
対策方法は、
Yahoo!リスティング広告は、最近、
「対象外サイト」
というものを設定できるようになった。
ここで、
MFOサイトを登録すればよい。
Yahoo!リスティング広告の管理画面にログイン
↓
「アカウント管理」タブをクリック
↓
「アカウント基本情報」
の、
「配信対象外サイト 」 の[ 登録 ]をクリック
●MFOサイト一覧
以下は、MFOと思われるサイトの一覧。
コンバージョンを生まないことが予想されるため、
これらを「対象外サイト」に設定することをおすすめする。
1192.tv
5050.jp
5-sites.com
8-net.jp
adingo.jp
ageagehime.com
ainte.jp
aizzy.net
allegroworks.jp
alltheweb.bz
allweb.bz
angry.jp
ann-kate.jp
anytimes.jp
atarashi-life.com
atarashi-seikatsu.com
attane.net
avabox.jp
babblefty.com
babbleshare.jp
bahutu.com
b-choice.com
benridane.net
bluester.net
bonusda.net
braincat.jp
brighttag.net
browsespan.net
ca-guide.jp
camilium.com
carkaitori.jp
centidel.net
chance.com
chiiki-navi.net
chintai-mansion.jp
chipininfo.com
cybozu.net
dee.cc
demilium.net
dietnavi.com
dorubako.jp
dreammachine.jp
dreammail.jp
dugoohoo.com
dynambo.jp
dynante.jp
e-2han.org
eal-8.com
eall-web.com
ecprice.jp
edgebeat.jp
eikaiwa7.net
e-onlinegame.jp
eroerodouga.com
ex-match.net
ex-select5.biz
ex-select5.com
ex-select5.info
ex-select5.net
ex-select5.org
ez-choice.jp
ez-navi.info
fambee.net
fe-style.net
find-navi.com
fire-cafe.com
focusnavi.biz
focusnavi.jp
freeml.com
gablinks.net
gaikoku-kawase.com
g-choice.cc
g-choice.jp
g-choice.tv
gendama.jp
gigabean.jp
gomplayer.jp
good-ch.com
good-ch.net
gooddays.jp
gpoint.co.jp
hatu-mou.com
heso-click.com
h-five.net
hot-p.net
houseco.jp
iikaimononet.com
iikaimononet.net
iikaimononet.org
iimonoselect.com
iimonoselect.net
iimonoselect.org
imi.ne.jp
imia.jp
jamocaoreo.com
jaxvine.net
jetcat.jp
jumpdog.jp
jutakujouhou.com
kantan-s.com
kantan-s.jp
kantan-s.net
kantansc.com
kantan-search.com
kantan-search.jp
kantan-search.net
kekkonnet.jp
kingdom.or.jp
kurashinavi.biz
kurashinavi.info
ladonavi.com
leafbank.jp
lifemile.jp
life-search.jp
life-searchranking.jp
linkwire.jp
livefeed.jp
live-navi.jp
livepath.jp
liveset.jp
maemukidegooo.net
molto-felice.biz
moneyzine.jp
mottomite.com
multisearch.jp
mylounge.jp
mymia.net
navipedia.jp
navi-search.jp
navi-words.jp
netcube.in
netmile.co.jp
netshop-navi.jp
net-visioninfo.com
net-vivi.net
new-life.in
newlifenavi.com
new-seikatsu.bz
nfire.jp
nipponhoken.com
nipponhouse.info
nippon-job.com
nipponshigoto.com
nyandaful.jp
okodukai.jp
olane.jp
onecmatch.com
ontherock.jp
oreocookiesncream.com
osaifu.com
oshare-style.com
oshare-style.net
oshare-style.org
osusume11.com
osusume11.info
osusume11.net
osusume11.org
panda-point.com
paradoxicalrealityxxx.com
petitseikei.jp
pex.jp
picmy.jp
pikey.jp
pikey.tv
pinpoint.bz
pinpoint-m.com
pinpointmatch.bz
pittari-5.org
pixonu.jp
pochi-2.jp
pochipochi.jp
pochi-pochi.jp
podopia.net
podspan.net
poimon.jp
point-box.jp
pointcafe.jp
point-choja.com
pointdream.jp
point-hunter.com
pointi.jp
pointin.jp
point-land.net
pointmarch.bz
point-match.net
pointpay.jp
pointshop.jp
pointtown.com
pokema.net
port-navi.com
potora.jp
powermatch.bz
ppoint-match.com
qlep.com
quibox.net
quick-search.bz
quick-search.jp
realworld.jp
rifftek.com
rikukaikuu.com
roolia.jp
roopspace.com
sagasooo.net
search-me.jp
searchnut.com
search-out.jp
select-s.bz
select-s.info
select-s.net
shinobi.jp
shinseikatsu.bz
shufflespace.jp
sitelist.jp
sitepickup.info
skinyx.net
skipbean.net
skiplist.jp
s-pickup.jp
s-pickup.net
superdiet.jp
super-search.jp
tantei-net.com
tech02.net
tekshots.net
tektype.net
topdrive.jp
topictune.net
topicw.biz
topic-work.biz
topicz.net
top-rank-job.com
toptype.net
trimbee.net
triplepoint.jp
tsuhanhiroba.com
tsuhanhiroba.jp
tsuhanhiroba.net
warau.jp
web-all.bz
wikisearch.jp
wordlinks.jp
worldz.jp
yentame.net
yosoo.net
zanix.net
zoodel.jp
kivuflip.com
rakuten.co.jp
infoseek.co.jp
なぜ、
rakuten.co.jp
infoseek.co.jp
が入っているのか、
は次回解説します。
Yahoo!リスティング広告(旧オーバーチュア)は、
どうなってしまったのか。
度を超えたMFOによって、
膨大な無駄クリックが発生して、
多くの広告主が怒りの声をあげている。
MFOとは、
Made For Overture(オーバーチュアのためだけにあるサイト)
という意味で、
かんたんに言うと、
ろくにコンバージョンを生まないサイト群である。
たとえば、
http://fambee.net/
http://camilium.com/
といったサイトの例。
このようなサイトだが、
いったい誰がこのようなサイトを見るのかな、
と不思議に思う人も多いのではないだろうか。
一見、検索エンジンのような見た目のサイトだが、
これが「MFO」と
呼ばれるサイトの例である。
こういうサイトで、
「低金利ローン」などのリンクを押すと、
このような画面となる。
http://camilium.com/cid/ps_pb_camilium_hs/type/hs/page/1/keyword/%E4%BD%8E%E9%87%91%E5%88%A9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3
いったいなにかというと、
実はこれ、
Yahoo!リスティング広告(旧オーバーチュア)なのである。
以下は、Yahoo!で検索した場合の、
低金利ローンの検索結果。
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E4%BD%8E%E9%87%91%E5%88%A9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=
キーワード広告(PPC)の部分で、
同じ広告であることがわかるだろうか。
ヤフーで検索された場合も、
上記のようなサイトで、たまたまクリックして出てきた画面の、
どこかをクリックしても、
Yahoo!リスティング広告の管理画面では、
キーワード「低金利ローン」
のクリックとしてカウントされてしまうのだ。
これは、
「Yahoo!リスティング広告しか出していないサイト」
をアクセス解析して、
リンク元を調べた結果わかったことである。
●三つの問題
問題の一つ目は、
こういったわけのわからないサイトでクリックされた広告では、
ほとんどコンバージョンを生まない、
という広告主にとっての「実利」に関わることである。
なにせ、運営している会社すら記載がないのである
(コンバージョン率というのは、原則媒体の信用、
で決まるもの)。
で、問題なのは、最近このようなサイトが異様に増えていて、
クリックが激増し、
全クリックの30%くらいを占めるようになっているアカウントもある。
問題の二つ目は、
倫理の問題。
Yahoo!リスティング広告のトップでは、
「Yahoo!リスティング広告が提供する検索連動型広告『スポンサードサーチ』は、
Yahoo! JAPANの検索結果などに、検索したキーワードと関連性の高い広告を掲載するサービスです。」
と書かれているのだが、
http://listing.yahoo.co.jp/service/srch/index.html
上記のようなサイトのクリックも、ヤフーでの検索でのクリックも、
同じ1クリックとして扱われては、
広告主としては、「だまされた」と考える人も多いだろう。
問題の三つ目は、
そもそも、なぜこのような怪しいサイト(運営会社すら記載がない)が、
オーバーチュアの広告を出せるのか?
いや、そもそもなぜ出すのか?
という理由がわからない、ということである。
これがまだGoogleアドセンスなら話がわかるのだが、
Yahoo!リスティング広告にはそのような公開システムはない。
どういうことなのか?
みなさんもぜひこのへんは考えてみてほしい。
おいおい、
解説していこうと思います。
●判別方法
Yahoo!リスティングの広告かどうか、
を調べる方法はカンタンで、
広告と思われるところで右クリックをして、
リンクを調べてみればよい。
http://searchpartner.jp/api/rurl?url=http://rc20.overture.com/d/sr/?xargs=15KPjg1%5FBSnZamwryrcrzLTOuGxlgOgszv%5F8pmC5l9HNZe9HN7ALxybKPHmcZ9Se9j7AfGnK%2DZ%2Da4RJfTznfqDEAiGRVWNEOX5yt2awIg4M6%2DjUNVDO4UVmeftmIdHOHgFZWi0JeqA3uPNI9f6P35L6N5CwByb%5Fvg28P%2DYtr9dHbvb2lNw%5F1rUIpgN%2D%5FF4jJ6cfdMfG%2DBYCqubkSLlAe5Gztt9kOqhTzZDeyaitF88k1uCLUN5qN%5FLD48Kr%2Dr8m42cd%2DL9lMdZalqS9IxG2CzCxKkvQ1zIuakxFWDqHI23872tNTqkuE7Xmp7BnCFqsA%5FSLeMe0dwKpfIk0tJtLRN8VrW4a1iPYQ5monHEOsspNZb1%2DEz2Xe3pTnV2IABZ%2DYLwNc4QslXFzyw%5FUTqteNbauSlfY6Bi2Ayy5WyG7Rw%2DztkOsfreOoAKtoCVyE7DdUNi&ts=vPNz3650YET3504VIY3577UPH3504ryg3577mGA3650lpC3504WAkN7u0MX73Tnf4015LuT3650uRO3577ZOA3650mdl3577pMD3723Uei37961&ip=61.25.155.189&client=ps&type=oss&otype=ps_pb_fambee_hs_unknown
のようなリンクになっていて、
「overture.com」
という文字列があれば、
これはYahoo!リスティング広告で、
スポンサードサーチとしてクリックカウントされてしまう。
●対策方法
対策方法は、
Yahoo!リスティング広告は、最近、
「対象外サイト」
というものを設定できるようになった。
ここで、
MFOサイトを登録すればよい。
Yahoo!リスティング広告の管理画面にログイン
↓
「アカウント管理」タブをクリック
↓
「アカウント基本情報」
の、
「配信対象外サイト 」 の[ 登録 ]をクリック
●MFOサイト一覧
以下は、MFOと思われるサイトの一覧。
コンバージョンを生まないことが予想されるため、
これらを「対象外サイト」に設定することをおすすめする。
1192.tv
5050.jp
5-sites.com
8-net.jp
adingo.jp
ageagehime.com
ainte.jp
aizzy.net
allegroworks.jp
alltheweb.bz
allweb.bz
angry.jp
ann-kate.jp
anytimes.jp
atarashi-life.com
atarashi-seikatsu.com
attane.net
avabox.jp
babblefty.com
babbleshare.jp
bahutu.com
b-choice.com
benridane.net
bluester.net
bonusda.net
braincat.jp
brighttag.net
browsespan.net
ca-guide.jp
camilium.com
carkaitori.jp
centidel.net
chance.com
chiiki-navi.net
chintai-mansion.jp
chipininfo.com
cybozu.net
dee.cc
demilium.net
dietnavi.com
dorubako.jp
dreammachine.jp
dreammail.jp
dugoohoo.com
dynambo.jp
dynante.jp
e-2han.org
eal-8.com
eall-web.com
ecprice.jp
edgebeat.jp
eikaiwa7.net
e-onlinegame.jp
eroerodouga.com
ex-match.net
ex-select5.biz
ex-select5.com
ex-select5.info
ex-select5.net
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wordlinks.jp
worldz.jp
yentame.net
yosoo.net
zanix.net
zoodel.jp
kivuflip.com
rakuten.co.jp
infoseek.co.jp
なぜ、
rakuten.co.jp
infoseek.co.jp
が入っているのか、
は次回解説します。
Posted by hidenori37 at
21:57
│Comments(5)
2010年07月10日
吉澤さんのセミナー素晴らしかったです。
私が、
セカンドオピニオンで税理士顧問をお願いしている、
吉澤大さんの、
「分解して大掃除!業務プロセス『見える化』大作戦」セミナー
に参加しました。
吉澤さんのセミナーは、
いつも素晴らしいです。
まずは、
トークがとっても上手。
「聞きにくい」とかそういったことが一切なし。
中身が骨太。
つねに「現場主義」で、
できないことは決してやれとはいわないし、
社員を抱える経営者の気持ちを、
本当によくわかっています。
ノウハウの、
実践主義。
今回のセミナーは、
吉澤さんたちが、実際に試してみたケース、
具体事例での説明だったので、
本当にわかりやすかったです。
「何が大事か、大事でないか」
のメリハリを語らせたら、
右に出る人はいないでしょうね。
税理士さんなんですが、
ほんとうに幅広い知識と経験をもっていて、
いつも感心させられます。
学んだこと、
さっそく今日からやってみたいと思います。
吉澤さんのtwitterはこちら。
ぜひフォローしてみてください。
Posted by hidenori37 at
17:50
│Comments(2)
2010年07月04日
ウルグアイにあって日本にないもの。
サッカーワールドカップは、
ベスト4争いは、
アルゼンチンとブラジルが敗れる波乱。
ドイツのようなサッカーはちっとも好きではないが、
これもサッカーというものである。
アルゼンチンのような超攻撃型のチームが決勝リーグから姿を消すのは、
本当に残念だ。
決勝は、
オランダ×ドイツ、
の可能性が高いと思うが、
ウルグアイ×スペインだったら、
とっても楽しい。
パラグアイの「負けないサッカー」は、
もうあと少しだった。
PKに持ち込んだところまでは、
完全にパラグアイペースで、
私はほとんどパラグアイのベスト4を確信していた。
しかしパラグアイのメンタルも肉体も、
PKを外したことで折れてしまった。
スペインは本当に美しいサッカーをする。
スペインが優勝することはないだろうが、
子どもたちがみれば、
誰もがあのようなサッカーに憧れることだろう。
そして、
ドイツに敗れることになれば、
「なぜ素晴らしいサッカーをする方が敗北するのか」
という矛盾に悩みながら、
成長していくのだろうきっと。
オランダはスナイデル一人で、
ブラジルに追いつき、逆転した。
ブラジルに先制されたら、
どんな国でもモチベーションを砕かれる。
どうやったら、
彼のような強靱なメンタルを維持できるのだろうか。
ちなみに、
スナイデルの身長は165センチ程度だそうである。
スナイデルが中盤で起用されていることに、
オランダメディアも、
「背が低すぎる」
と批判していたそうである。
しかし、
彼は自分の存在意義を存分に発揮している。
(しかも二点目はヘディングでの得点だった)
ウルグアイ×ガーナ戦は、
もっとも面白いエキサイティングなゲームだった。
完全にホームで大声援をバックにゲームをするガーナ、
アウェイでろくな応援もなく必死に耐えるウルグアイ。
ウルグアイの選手の顔を見たら、
「自分がここまで必死になって何かをしていることがあるんだろうか」
と自らの人生を反省してしまうくらい、
すさまじい形相だった。
ガーナが試合終了間際のPKをはずし、
PK決着でも敗れた。
「ここで入れればほとんど勝利が確定する」
というPKを外したチームが、
最終的な勝利を得るまでのモチベーションを維持することは、
きわめて難しい。
ちなみに、
今大会のベスト4に進んだ「ウルグアイ」というチームだが、
国の人口は、
わずか336万人。
日本の総人口の3%未満、
東京都の人口の四分の一、
静岡県の人口とほぼ同じ程度でしかない。
GDPにいたっては、
日本の0.6%しかない。
ワールドカップにおいて、
なぜウルグアイがベスト4に進出できて、
日本はベスト8に進出できないのか?
日本がすべきことの鍵は、
このへんにあるのではないだろうか。
ウルグアイの試合を見てみよう。
その謎が解明できるかもしれない。
オランダ×ウルグアイは、
7/06 (火) 27:30からNHKで放映です。
http://www.enjoy-soccer.net/tv/t-wave.html
ベスト4争いは、
アルゼンチンとブラジルが敗れる波乱。
ドイツのようなサッカーはちっとも好きではないが、
これもサッカーというものである。
アルゼンチンのような超攻撃型のチームが決勝リーグから姿を消すのは、
本当に残念だ。
決勝は、
オランダ×ドイツ、
の可能性が高いと思うが、
ウルグアイ×スペインだったら、
とっても楽しい。
パラグアイの「負けないサッカー」は、
もうあと少しだった。
PKに持ち込んだところまでは、
完全にパラグアイペースで、
私はほとんどパラグアイのベスト4を確信していた。
しかしパラグアイのメンタルも肉体も、
PKを外したことで折れてしまった。
スペインは本当に美しいサッカーをする。
スペインが優勝することはないだろうが、
子どもたちがみれば、
誰もがあのようなサッカーに憧れることだろう。
そして、
ドイツに敗れることになれば、
「なぜ素晴らしいサッカーをする方が敗北するのか」
という矛盾に悩みながら、
成長していくのだろうきっと。
オランダはスナイデル一人で、
ブラジルに追いつき、逆転した。
ブラジルに先制されたら、
どんな国でもモチベーションを砕かれる。
どうやったら、
彼のような強靱なメンタルを維持できるのだろうか。
ちなみに、
スナイデルの身長は165センチ程度だそうである。
スナイデルが中盤で起用されていることに、
オランダメディアも、
「背が低すぎる」
と批判していたそうである。
しかし、
彼は自分の存在意義を存分に発揮している。
(しかも二点目はヘディングでの得点だった)
ウルグアイ×ガーナ戦は、
もっとも面白いエキサイティングなゲームだった。
完全にホームで大声援をバックにゲームをするガーナ、
アウェイでろくな応援もなく必死に耐えるウルグアイ。
ウルグアイの選手の顔を見たら、
「自分がここまで必死になって何かをしていることがあるんだろうか」
と自らの人生を反省してしまうくらい、
すさまじい形相だった。
ガーナが試合終了間際のPKをはずし、
PK決着でも敗れた。
「ここで入れればほとんど勝利が確定する」
というPKを外したチームが、
最終的な勝利を得るまでのモチベーションを維持することは、
きわめて難しい。
ちなみに、
今大会のベスト4に進んだ「ウルグアイ」というチームだが、
国の人口は、
わずか336万人。
日本の総人口の3%未満、
東京都の人口の四分の一、
静岡県の人口とほぼ同じ程度でしかない。
GDPにいたっては、
日本の0.6%しかない。
ワールドカップにおいて、
なぜウルグアイがベスト4に進出できて、
日本はベスト8に進出できないのか?
日本がすべきことの鍵は、
このへんにあるのではないだろうか。
ウルグアイの試合を見てみよう。
その謎が解明できるかもしれない。
オランダ×ウルグアイは、
7/06 (火) 27:30からNHKで放映です。
http://www.enjoy-soccer.net/tv/t-wave.html
Posted by hidenori37 at
08:13
│Comments(0)
2010年07月02日
負けないサッカーが炸裂するのか
今日と明日は、
ワールドカップの4強争い。
私は、
南米4チームがそれぞれ勝ち上がると予想している。
イタリア、
フランス、
が最下位でグループリーグを去り、
スペインも初戦を落として予選通過は危ぶまれた。
ヨーロッパの元気のなさは際だっている。
一方、南米は、
ベスト8に進出した、
ウルグアイ、
ブラジル、
アルゼンチン、
パラグアイ、
は、
今大会で一敗もしていない。
グループリーグでチリはスペインに敗れたが、
無理せず2位通過を狙った結果であって、
私の目には互角以上の戦いをチリはしていた。
ベスト8チームの南米以外の、
ドイツ、
スペイン、
ガーナ、
は今大会グループリーグで一回づつ敗北を喫している。
グループリーグから4戦全勝同士の、
オランダ×ブラジル戦は、
屈指の好カードだが、
ブラジル優位は変わらないと思う。
スペイン×パラグアイ
は、あまり面白いゲームにはならないだろうが、
どれだけパラグアイが、
また、
「負けないサッカー」
をするのか、
が注目だ。
Posted by hidenori37 at
07:20
│Comments(1)
2010年06月30日
「負けて当たり前」から「一歩も引かない」へ。
昨晩のワールドカップサッカー、
日本×パラグアイは、
惜しいゲームだった。
勝つチャンスは十分にあった。
それだけに悔しさが倍増だ。
しかも、
決勝リーグにおいて、
ブラジル、イタリア、オランダ、ドイツ、アルゼンチン、
といった「名前だけで」圧倒されるような対戦相手ではなく、
「もしかしたら勝てるかも」
と思えるような相手にあたることが、
今後ワールドカップでそうそう起こることとも思えない。
50年に一度くらいの大チャンスだったのでは、
と思うと、
失ったものの大きさに肩を落とさざるを得ない。
(ウルグアイのベスト8進出は、
40年ぶりだった)
ただ、
同時に、
「日本ってこれくらいだよね」
とも思う自分がいる。
多くの人も、
そう思ったのではないか。
ワールドカップに熱狂した人たちのほとんどは、
Jリーグの試合を毎週見るわけでもなく、
サッカーを盛り上げるための貢献に、
いつも参加しているわけでもない。
日本のリーグでは、
ブラジルやコロンビアのように、
サッカーの勝ち負けで死人が出るようなこともない。
パラグアイは、
2008年〜2009年の南米予選において、
ホームで、
ブラジルを2−0で、
アルゼンチンを1−0で破っている。
アウェーのアルゼンチン戦でも、
1−1の引き分けに持ち込んでいる。
「世界一楽なワールドカップ予選」
と揶揄されているアジア枠の日本が、
アルゼンチンと、
ブラジルに完封勝利を収めた上で、
ワールドカップに出場しているパラグアイに、
やはり、
勝ってはいけないような気がするのである。
しかし、今大会の日本代表は、
本当に、
すばらしかった。
ワールドカップにおいて、
「負けて当たり前の国」
から、
「勝てないまでも、強豪国相手にも一歩も引かない国」
には昇格した、
と言えるのではないか。
金子達仁さんは、
「自分が死ぬまでにW杯で優勝する日本が見たいし、それは可能なことだとも思っている」
と90年代から言っていた。
サッカーほど、
フェアで誰にでもチャンスがあるスポーツは、ない。
持って生まれた身体能力が問われるのならば、
アメリカやアフリカが常に強豪であるはずだ。
しかし、
そうはならない。
ワールドカップ史上、
もっとも記憶に残るシーンを演出して、
伝説となっている、
ディエゴマラドーナの身長は、
わずか166cmだった。
寒い国や暑い国によるハンデもない。
国の経済力もあまり関係がない。
しいていえば、
人口の多い国が若干有利か、
という程度のものだ。
日本が、
バスケットボールでアメリカを破ったり、
ラグビーのワールドカップで優勝する、
というのは、
残念ながら途方もない夢でしかない。
しかし、
サッカーは違うのである。
私も金子さんの意見に賛成である。
大事なのは、
目標を定めて、
あきらめずに、
着実に実力をつけていくことだろう。
ベスト4や決勝進出も、
決して夢ではない。
多くの人も、
そう思ったのではないか。
私たちが本気でそう望むのならば、
私たちは、
Jリーグの試合に足を運び、
日本のサッカーに少しでもいいから、
貢献をすべきだろう。
何の投資もせずに、
リターンを求めるのはフェアではない。
子どもたちが、
「Jリーグでプレーすることは、
生涯をかけて、命をかけてやるべきものだ」
と確信をもてる、
環境をつくるべきだろう。
その一歩一歩が、
未来での、
ワールドカップでの勝利の興奮に近づくはずだ。
Posted by hidenori37 at
09:20
│Comments(0)
2010年06月25日
日本に2つの勝利をもたらしたもの。
「成功からは学べることは少ない。失敗から学ぶ者が勝利する」
これはビジネスの世界においては、
黄金律とも言うべき原理原則である。
サッカーワールドカップ、
日本は歴史的な2勝を上げてグループリーグを突破した。
カメルーン、デンマークから勝利をあげ、
オランダにも互角に近い戦いをし、
堂々の2位通過。
一体誰がこの結末を予想できたのか。
テストマッチを4連敗したときは、
「史上最弱」
と誰もが心に深い絶望を覚えたはずだ。
岡田監督への不信も根深いものだった。
私も岡田解雇論者だったものである。
しかし、
戦略面としては、
本田のワントップ起用、
松井の右サイド起用は見事に成果を上げた。
本田に関しては、
ゴールはもちろん賞賛されるべきだが、
特筆すべきは、
リードした後の展開で、
トップでボールを受けた後のファウルのもらい方、
これが素晴らしかったように思う。
引いて守っているときに、
味方のトップがマイボールのセットプレーを、
ひとりで獲得してくれる。
時間を稼げる。
相手の焦りを誘うことができる。
中盤と最終ラインにとってこんなにありがたいことはないが、
今までの代表のFWの最も弱い点のひとつだった。
戦術面としても、
今朝のデンマーク戦において、
途中出場の岡崎がだめ押しの3点目を追加したのだから、
監督の采配は素晴らしかったことになる。
そしてなにより、
戦略面の深掘りとして、
これらの成功の要因のひとつとしては、
「ピークの持って行き方」
があげられるのではないだろうか。
話は4年前のワールドカップ・ドイツ大会にさかのぼる。
2006年ドイツ大会では、
ジーコ監督のもとに、
ワールドカップまでの直前テストマッチ10戦は、
「5勝2敗3引き分け」
という素晴らしい内容だった。
とくに、
大会2週間前に行われた地元ドイツでのアウェー戦、
地元強豪のドイツに対して、
「2ー2」の引き分けに持ち込み、
互角以上の戦いを見せ、ゴール内容も素晴らしく、
誰もが相当な期待を持ったものである。
ところが、、
大会本番でも初戦のオーストラリアから先制し、
楽観ムードが流れた刹那、
3失点の逆転を許してから、
立ち直ることなく1分2敗という惨めな結果で、
大会を後にした。
そして、今大会は、
4年前とはまったく逆となった。
ワールドカップまでの直前10戦は、
「2勝6敗2引き分け」
という悲惨な結果であった。
しかもそのうち2勝は香港とバーレーン、
という弱小国だった。
しかし、
結果は2勝1敗、堂々たる2位通過。
オランダに対しても、
あわやと思わせるシーンは幾度もあった。
この結果から、
ひとつの仮説がうかびあがる。
2006年の日本代表は、
大会前にピークを迎えてしまった。
だから本番中に失速した。
2010年の今年は、
地道に仮説検証を積み上げ、
大会にピークが来るように設定した。
思い出して欲しい。
ドイツ大会の第二戦、
クロアチア戦のスコアレスドローの、
おそろしく精彩を欠いた試合を。
今大会の第二戦、
オランダと激闘を見せた試合では、
内容がまるで違うことがわかるだろうか。
間違いなく、
日本代表にとって今大会のベストは、
勝利をした2戦ではなく、
惜敗したオランダ戦である。
スポーツライターの金子達仁さんは、
この試合を、
「日本のW杯史上、最も感動的な敗北」
http://wsp.sponichi.co.jp/column/archives/2010/06/post_1623.html
と最大級の賛辞をおくっている。
過去の失敗から学び、
このような戦略を、
もしも監督が我慢に我慢を重ね、
緻密に積み上げていたのだとしたら、
(しかも強烈な批判に耐えながら)
たいへんな功績といえるのではないだろうか。
そして同日のほぼ同じ時刻に、
4年前のワールドカップを制覇したイタリアは、
1勝ををあげることすらできずに、
最下位でグループリーグから敗れ去った。
山があれば谷がある。
谷があれば山もある。
私たちの人生も同じであろう。
谷を山に変えるには、
成功におごらず、
失敗から常に学び続けることに違いない。
それにしても、
まだまだワールドカップを続いて楽しめるのは、
すばらしい贅沢である。
おそらく20年前にはまったく考えられなかったことだろう。
決勝トーナメントだが、
今大会は、
恐ろしく南米勢が強い。
南米出場の5チームは、
アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイがすでに1位通過を決めていて、
残りのブラジル、チリも1位通過の可能性が極めて高い。
つまり、
南米チームはすべて1位通過ということになる。
極めてレベルの高い南米5チームではあるが、
今大会の優勝候補筆頭で、
グループリーグ3戦全勝、得失点差6の超強豪アルゼンチンは、
実は南米予選を4位通過で、
本大会出場を危ぶまれていたのである。
今大会に出場している南米チームで、
南米予選において、
最強とされているアルゼンチンを上回ったのは、
3チーム。
圧倒的な攻撃力を誇るブラジル、
すでに2勝をあげているチリ、
そして、
日本が次にベスト8を賭けて戦う1位通過のパラグアイである。
試合巧者で伝統的に守りがとても固いパラグアイ。
おそらく先制されたら相当に苦しくなる。
リスクを負って、
先制点を取りに行ってもらいたいものである。
これはビジネスの世界においては、
黄金律とも言うべき原理原則である。
サッカーワールドカップ、
日本は歴史的な2勝を上げてグループリーグを突破した。
カメルーン、デンマークから勝利をあげ、
オランダにも互角に近い戦いをし、
堂々の2位通過。
一体誰がこの結末を予想できたのか。
テストマッチを4連敗したときは、
「史上最弱」
と誰もが心に深い絶望を覚えたはずだ。
岡田監督への不信も根深いものだった。
私も岡田解雇論者だったものである。
しかし、
戦略面としては、
本田のワントップ起用、
松井の右サイド起用は見事に成果を上げた。
本田に関しては、
ゴールはもちろん賞賛されるべきだが、
特筆すべきは、
リードした後の展開で、
トップでボールを受けた後のファウルのもらい方、
これが素晴らしかったように思う。
引いて守っているときに、
味方のトップがマイボールのセットプレーを、
ひとりで獲得してくれる。
時間を稼げる。
相手の焦りを誘うことができる。
中盤と最終ラインにとってこんなにありがたいことはないが、
今までの代表のFWの最も弱い点のひとつだった。
戦術面としても、
今朝のデンマーク戦において、
途中出場の岡崎がだめ押しの3点目を追加したのだから、
監督の采配は素晴らしかったことになる。
そしてなにより、
戦略面の深掘りとして、
これらの成功の要因のひとつとしては、
「ピークの持って行き方」
があげられるのではないだろうか。
話は4年前のワールドカップ・ドイツ大会にさかのぼる。
2006年ドイツ大会では、
ジーコ監督のもとに、
ワールドカップまでの直前テストマッチ10戦は、
「5勝2敗3引き分け」
という素晴らしい内容だった。
とくに、
大会2週間前に行われた地元ドイツでのアウェー戦、
地元強豪のドイツに対して、
「2ー2」の引き分けに持ち込み、
互角以上の戦いを見せ、ゴール内容も素晴らしく、
誰もが相当な期待を持ったものである。
ところが、、
大会本番でも初戦のオーストラリアから先制し、
楽観ムードが流れた刹那、
3失点の逆転を許してから、
立ち直ることなく1分2敗という惨めな結果で、
大会を後にした。
そして、今大会は、
4年前とはまったく逆となった。
ワールドカップまでの直前10戦は、
「2勝6敗2引き分け」
という悲惨な結果であった。
しかもそのうち2勝は香港とバーレーン、
という弱小国だった。
しかし、
結果は2勝1敗、堂々たる2位通過。
オランダに対しても、
あわやと思わせるシーンは幾度もあった。
この結果から、
ひとつの仮説がうかびあがる。
2006年の日本代表は、
大会前にピークを迎えてしまった。
だから本番中に失速した。
2010年の今年は、
地道に仮説検証を積み上げ、
大会にピークが来るように設定した。
思い出して欲しい。
ドイツ大会の第二戦、
クロアチア戦のスコアレスドローの、
おそろしく精彩を欠いた試合を。
今大会の第二戦、
オランダと激闘を見せた試合では、
内容がまるで違うことがわかるだろうか。
間違いなく、
日本代表にとって今大会のベストは、
勝利をした2戦ではなく、
惜敗したオランダ戦である。
スポーツライターの金子達仁さんは、
この試合を、
「日本のW杯史上、最も感動的な敗北」
http://wsp.sponichi.co.jp/column/archives/2010/06/post_1623.html
と最大級の賛辞をおくっている。
過去の失敗から学び、
このような戦略を、
もしも監督が我慢に我慢を重ね、
緻密に積み上げていたのだとしたら、
(しかも強烈な批判に耐えながら)
たいへんな功績といえるのではないだろうか。
そして同日のほぼ同じ時刻に、
4年前のワールドカップを制覇したイタリアは、
1勝ををあげることすらできずに、
最下位でグループリーグから敗れ去った。
山があれば谷がある。
谷があれば山もある。
私たちの人生も同じであろう。
谷を山に変えるには、
成功におごらず、
失敗から常に学び続けることに違いない。
それにしても、
まだまだワールドカップを続いて楽しめるのは、
すばらしい贅沢である。
おそらく20年前にはまったく考えられなかったことだろう。
決勝トーナメントだが、
今大会は、
恐ろしく南米勢が強い。
南米出場の5チームは、
アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイがすでに1位通過を決めていて、
残りのブラジル、チリも1位通過の可能性が極めて高い。
つまり、
南米チームはすべて1位通過ということになる。
極めてレベルの高い南米5チームではあるが、
今大会の優勝候補筆頭で、
グループリーグ3戦全勝、得失点差6の超強豪アルゼンチンは、
実は南米予選を4位通過で、
本大会出場を危ぶまれていたのである。
今大会に出場している南米チームで、
南米予選において、
最強とされているアルゼンチンを上回ったのは、
3チーム。
圧倒的な攻撃力を誇るブラジル、
すでに2勝をあげているチリ、
そして、
日本が次にベスト8を賭けて戦う1位通過のパラグアイである。
試合巧者で伝統的に守りがとても固いパラグアイ。
おそらく先制されたら相当に苦しくなる。
リスクを負って、
先制点を取りに行ってもらいたいものである。
Posted by hidenori37 at
08:22
│Comments(1)
2010年05月21日
Googleテレビ ブログの翻訳
Googleテレビを発表するブログの翻訳です。
official Google Blog
http://googleblog.blogspot.com/
2010/5/20
Announcing Google TV: TV meets web. Web meets TV
Googleテレビのお知らせ
世界では、4億人がテレビを見ていて、平均的なアメリカ人は1日あたり5時間もテレビの前で過ごしている。
しかしながら、最近では、電話やコンピュータにエンタテイメント性を求める人が増えてきた。
その理由は、コンピュータや電話にあって、テレビにないもの、つまりウェブである。
ウェブは簡単に自分の求めるコンテンツを見つけだすことができる。ただ、その一方で、テレビの提供するような画質などにおいては、
まだ、ウェブは劣っている。
そこで、通常のテレビの機能に加えて、ウェブサイトを閲覧できるテレビを開発した。
Google TVはテレビとインターネットの機能を持ち合わせたディバイスである。
Google Chromeがあれば、テレビとウェブサイトの間を簡単に移動することができる。
これにより、チャンネルの数は無限に増えるし、テレビがフォトスライドショービュワーやゲーム機にもなるのだ。
見たいコンテンツを検索するだけで、すぐにそれを見つけだすことができる。
Google TVはアンドロイドやGoogle Chromeと同様にオープンプラットフォーラムにあるので、これらの機能はGoogle TVの可能性のほんの一部である。
ウェブディベロッパーは次世代のウェブに挑戦していて、Google TV用にウェブサイトを最適化しはじめることができる。
Google TVの発表後すぐに、Google TV SDK、web APIs for TVをリリースし、アンドロイドマーケットへの貢献ととさらに質の高いアプリケーションを提供する。
すでに、テレビテクノロジー変革をリードするJonni.comやRoviと提携し、戦略同盟を構成している。
Jinni.comは次世代のテレビアプリケーションで、セマンティックサーチ、パーソナライズドリコメンデーション(個々人目線のおすすめ)、Google TVのソーシャル機能を提供する。
テレビにGoogle TVを内蔵するために、SonyやLogitechと連携していて、今秋に発売予定である。
official Google Blog
http://googleblog.blogspot.com/
2010/5/20
Announcing Google TV: TV meets web. Web meets TV
Googleテレビのお知らせ
世界では、4億人がテレビを見ていて、平均的なアメリカ人は1日あたり5時間もテレビの前で過ごしている。
しかしながら、最近では、電話やコンピュータにエンタテイメント性を求める人が増えてきた。
その理由は、コンピュータや電話にあって、テレビにないもの、つまりウェブである。
ウェブは簡単に自分の求めるコンテンツを見つけだすことができる。ただ、その一方で、テレビの提供するような画質などにおいては、
まだ、ウェブは劣っている。
そこで、通常のテレビの機能に加えて、ウェブサイトを閲覧できるテレビを開発した。
Google TVはテレビとインターネットの機能を持ち合わせたディバイスである。
Google Chromeがあれば、テレビとウェブサイトの間を簡単に移動することができる。
これにより、チャンネルの数は無限に増えるし、テレビがフォトスライドショービュワーやゲーム機にもなるのだ。
見たいコンテンツを検索するだけで、すぐにそれを見つけだすことができる。
Google TVはアンドロイドやGoogle Chromeと同様にオープンプラットフォーラムにあるので、これらの機能はGoogle TVの可能性のほんの一部である。
ウェブディベロッパーは次世代のウェブに挑戦していて、Google TV用にウェブサイトを最適化しはじめることができる。
Google TVの発表後すぐに、Google TV SDK、web APIs for TVをリリースし、アンドロイドマーケットへの貢献ととさらに質の高いアプリケーションを提供する。
すでに、テレビテクノロジー変革をリードするJonni.comやRoviと提携し、戦略同盟を構成している。
Jinni.comは次世代のテレビアプリケーションで、セマンティックサーチ、パーソナライズドリコメンデーション(個々人目線のおすすめ)、Google TVのソーシャル機能を提供する。
テレビにGoogle TVを内蔵するために、SonyやLogitechと連携していて、今秋に発売予定である。
Posted by hidenori37 at
12:56
│Comments(1)
2010年04月13日
2010年04月05日
Evernoteがみるみるわかるサイトや本(twitterからの紹介)
twitterで、
「Evernoteについて、わかりやすいサイトや本を教えて」
とつぶやいたら、
いろんな方からコメントいただきました。
みなさん、
ありがとうございます!
以下におすすめリンクをまとめさせていただきました。
●
IMmiyagji EVERNOTEの使い方ですが、
以下のサイトなどをいかがでしょう。
リンクの羅列で恐縮です。。
http://bit.ly/5wXS0s
http://bit.ly/RzPT
http://bit.ly/137VUf
●
ryo625bot @hidenoritakii evernoteハンドブックというのがありますよ。掘さん、佐々木さん、大橋さんの共著です。
●
myame @hidenoritakii http://kosstyle.blog16.fc2.com/ をよく参考にしています。
●
gogoweb_ikeda @hidenoritakii
現在買おうか悩んでいるのですがEvernoteのハンドブックがあるようです。
ダウンロード販売でpaypalかクレカの利用が必要になりますがPDF形式でダウンロードできるようです。 http://evernotebook.com/
●
ushishi
evernoteはこちらのブログを見て使い始めました。
「関連記事」へ飛ぶともっと記事があるようです。
http://r.nanapi.jp/1718/ RT @hidenoritakii
どなたかEvernoteのよい本、まとまったサイトなどご存じありませんでしょうか。
●
yujiishikawa 「Evernoteハンドブック」がおすすめです。アカウント登録からインストール、使い方から活用まで、この1冊で学べます。 http://j.mp/coZOsP RT @hidenoritakii: どなたかEvernoteのよい本、まとまったサイトなどご存じありませんでしょうか。
●
stellaworld @hidenoritakii こんにちは。この本(PDF)とサイトをお勧めします。頑張って下さい。http://bit.ly/dAyJGF http://bit.ly/aYZ47d
「Evernoteについて、わかりやすいサイトや本を教えて」
とつぶやいたら、
いろんな方からコメントいただきました。
みなさん、
ありがとうございます!
以下におすすめリンクをまとめさせていただきました。
●
IMmiyagji EVERNOTEの使い方ですが、
以下のサイトなどをいかがでしょう。
リンクの羅列で恐縮です。。
http://bit.ly/5wXS0s
http://bit.ly/RzPT
http://bit.ly/137VUf
●
ryo625bot @hidenoritakii evernoteハンドブックというのがありますよ。掘さん、佐々木さん、大橋さんの共著です。
●
myame @hidenoritakii http://kosstyle.blog16.fc2.com/ をよく参考にしています。
●
gogoweb_ikeda @hidenoritakii
現在買おうか悩んでいるのですがEvernoteのハンドブックがあるようです。
ダウンロード販売でpaypalかクレカの利用が必要になりますがPDF形式でダウンロードできるようです。 http://evernotebook.com/
●
ushishi
evernoteはこちらのブログを見て使い始めました。
「関連記事」へ飛ぶともっと記事があるようです。
http://r.nanapi.jp/1718/ RT @hidenoritakii
どなたかEvernoteのよい本、まとまったサイトなどご存じありませんでしょうか。
●
yujiishikawa 「Evernoteハンドブック」がおすすめです。アカウント登録からインストール、使い方から活用まで、この1冊で学べます。 http://j.mp/coZOsP RT @hidenoritakii: どなたかEvernoteのよい本、まとまったサイトなどご存じありませんでしょうか。
●
stellaworld @hidenoritakii こんにちは。この本(PDF)とサイトをお勧めします。頑張って下さい。http://bit.ly/dAyJGF http://bit.ly/aYZ47d
Posted by hidenori37 at
23:39
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2010年03月11日
誰が世界を変えるのか
現在、
私はビジネスの方は一時お休みし、
ある法改正のための、
非営利のボランティアに携わっています。
仲間とともに活動して、
1年半が経ちますが、
議員への陳情、説明、勉強会などを通じ、
ついに、
先日、大臣が法改正への意向を示す、
コメントを正式に法務委員会で出しました。
いままでやってきたことは、
無駄ではありませんでした。
国の法律を変える、
社会を変える、
ということは、
本当に大変なことです。
まず、
極めて将来が不確実です。
「何をすれば法律は変わるのか」
なんて方程式はないから、
です。
国や社会を動かすためには、
様々な利害関係者との対話や手続き、
認知してもらう地道な活動が不可欠で、
ビジネスのノウハウ、効率性や戦略なんてものは、
まったく役に立ちません。
どころか、逆効果だったりします。
また、
非営利の事業は、
「お金」という資本主義の論理では、
人は動きません。
気の遠くなるような、
地道なコンセンサス(同意)を取ることの繰り返しで、
ようやく関係者は動いてくれます。
単純な利害関係では決して動いてくれません。
そんなわけで、
成功する確実性は、まったくない中で、
目標すら容易に定めることができない中で、
とにかくゆっくりと前進していくしかないわけです。
不確実性の中で、
忍耐の連続が、延々と続くわけです。
こういった世界に触れるにつけ、
よっぽどビジネスの方が、お金を稼ぐ方が、簡単だな、
としみじみ感じます。
不確実性の中で、
「こんなことやって本当に意味があるんだろうか」
と思う毎日の中で、
私を常に勇気づけてくれたのが、
この本です。

誰が世界を変えるのか ソーシャルイノベーションはここから始まる
クチコミを見る
原題は、
「Getting to maybe("かもしれない"を目指す」。
です。
本当に素晴らしい本なので、
少しでも、
社会起業や、非営利事業、ソーシャルイノベーション、
に興味がある方は、
ぜひ読んでみてください。
おすすめします。
Posted by hidenori37 at
13:11
│Comments(1)
2010年02月25日
レイカーズ×マブス素晴らしいゲームだった。
今日は、
マブス×レイカーズがあった。
最後までもつれて、
ホームのダラス(マブス)が勝利。
ノビツキーのフェイダウェイは何度見てもワンダフルだ。
ジェイソンキッドも相変わらず、
勝負強い。
目を見張るアシストも何本か。
NBAを日本にいて毎日見れるなんて本当に幸せなことだ。
しかし、
アメリカのネットの解放ぶりはすごい。
当日のうちにプロの試合の動画が、
無料(フリー)で、
ネット上でシェアできてしまうのだから。
そのほうが、
リアルの集客につながることを、
よく知っているのである。
日本においては、
今後10年経っても実現しそうもない。
世界最高峰の価値を持つ、
NBAやNFLがそうしているのにもかかわらず、
だ。
だが、
私たち30歳〜45歳くらいの世代が、
社会を動かすようになれば、
そのスピードは速くなるかもしれない。
それが私の夢である。
Posted by hidenori37 at
23:49
│Comments(0)
2010年02月24日
アドワーズデータのオーバーチュアインポート

画面が変わり、
「外部キャンペーンの変換」
というタブがなくなって、
「または外部キャンペーン(Google アドワーズなど)のファイルを選択します。」
という感じに変更になっています。
変換精度も上がったということでしょうか。
Posted by hidenori37 at
15:24
│Comments(1)
2010年02月17日
決して眠らない鉄板のクラシックNO.1はこれだ。
今日は友人にさそわれて、
サントリーホールに行ってきた。
久石譲Classics2
http://www.promax.co.jp/info/10_02_hisaishi/index.html
私が久石ファン、
ということで、誘ってくれた。
ジブリ音楽や、
たけしの映画の音楽、
で有名だ。
しかし、
今回はピアノでもジブリ音楽でもなく、
久石さんが指揮をするクラシックである。
・・・不安がよぎる。
クラシックといえば、
もうわたしは寝る。
ほんと寝る。
最近はクラシックもよく聞きに行くのだが、
ほぼ100%の確率で寝てしまう。
寝に言ってるのと変わらない。
今回の席はしかし、
1列目。
度真ん前である。
手を伸ばせば楽団奏者のヴィオラにも手が届いてしまうんじゃないか、
というくらいの近さ。
さすがに、
この位置関係からも寝ないだろう、
と思いきや、
1曲目の久石オリジナルの曲から即効で寝てしまう。
たぶん、
70%ぐらいは寝てしまった。
大変に失礼である。
東京フィルの方も、
目の前で寝られてはさぞや不愉快だったに違いない。
しかし、
仕方ないんである。
気持ちよく寝れてしまうんだから。
もうとんでもない睡魔におそわれて、
どうにも寝てしまうのである。
2曲目は、
モーツアルトの交響曲40番。
(結構有名な曲)
いやーやばいなあ、
と思いつつ、
やはり第一楽章途中で寝てしまう。
起きたのは第四楽章最後の手前。
90%くらいは寝てたことになる。
モーツアルトは美しいとは思うが、
まったく私の心の琴線には触れない。
睡眠を誘うにはもってこい、
である。
(赤ちゃんにもおすすめだ)
静かなパートで、
いびきをかいていなかっただろうか、
とたいそう不安になる。
そして、
20分間の休憩をはさんで、
メインの曲、
ブラームスの交響曲1番。
そう、
この曲。
私にとって、
この曲だけは最初から最後まで、
眠らずに絶対に聞けて、
感動すること間違いなし、
のクラシックの鉄板である。
この交響曲は、
ヨハネス・ブラームスさん
という、
「あなたどっからどう見てもドイツ人ですね」
といういかつい髭面のおっさんが43歳の時に発表した、
今から176年もの前の曲である。
構想から21年かけてつくったそうである。
時間かけりゃあいいってもんでもないが、
しかし本当に素晴らしい曲なのだ。
荘厳で、
ドラマティックで、
ロマンティックで、
フィナーレはこれでもかとばかりに感動的。
途中、
「ゴジラ
を思わせるフレーズがあるところも、
好感が持ててナイスなポイントである。
本日の久石さんも、
おもいっきり気合い入っていて、
汗だくになって指揮をしていた。
特にすばらしかったのは、
東京フィルのコンマスのヴァイオリンの方。
ソロパートは切れまくり、
気合い入れて弾きまくって足の裏がなんども見えるくらい、
体を動かし、
情熱的に弾きまくっていた。
感動した。
うーん素晴らしかったなあ。
心現れる、とはこのことだ。
苦悩と運命に徹底的に立ち向かい、
試練を乗り越えて、
その先に壮大な歓喜の時を迎えるような、
そんなイメージ。
勇気をもらえる。
思わず、
「ブラボー!」
と立ち上がって拍手したかったが、
シャイな私には無理な話であった。
クラシックは縁遠い、苦手、
という人も、
このブラームス交響曲1番、
はおすすめです。
サントリーホールに行ってきた。
久石譲Classics2
http://www.promax.co.jp/info/10_02_hisaishi/index.html
私が久石ファン、
ということで、誘ってくれた。
ジブリ音楽や、
たけしの映画の音楽、
で有名だ。
しかし、
今回はピアノでもジブリ音楽でもなく、
久石さんが指揮をするクラシックである。
・・・不安がよぎる。
クラシックといえば、
もうわたしは寝る。
ほんと寝る。
最近はクラシックもよく聞きに行くのだが、
ほぼ100%の確率で寝てしまう。
寝に言ってるのと変わらない。
今回の席はしかし、
1列目。
度真ん前である。
手を伸ばせば楽団奏者のヴィオラにも手が届いてしまうんじゃないか、
というくらいの近さ。
さすがに、
この位置関係からも寝ないだろう、
と思いきや、
1曲目の久石オリジナルの曲から即効で寝てしまう。
たぶん、
70%ぐらいは寝てしまった。
大変に失礼である。
東京フィルの方も、
目の前で寝られてはさぞや不愉快だったに違いない。
しかし、
仕方ないんである。
気持ちよく寝れてしまうんだから。
もうとんでもない睡魔におそわれて、
どうにも寝てしまうのである。
2曲目は、
モーツアルトの交響曲40番。
(結構有名な曲)
いやーやばいなあ、
と思いつつ、
やはり第一楽章途中で寝てしまう。
起きたのは第四楽章最後の手前。
90%くらいは寝てたことになる。
モーツアルトは美しいとは思うが、
まったく私の心の琴線には触れない。
睡眠を誘うにはもってこい、
である。
(赤ちゃんにもおすすめだ)
静かなパートで、
いびきをかいていなかっただろうか、
とたいそう不安になる。
そして、
20分間の休憩をはさんで、
メインの曲、
ブラームスの交響曲1番。
そう、
この曲。
私にとって、
この曲だけは最初から最後まで、
眠らずに絶対に聞けて、
感動すること間違いなし、
のクラシックの鉄板である。
この交響曲は、
ヨハネス・ブラームスさん
という、
「あなたどっからどう見てもドイツ人ですね」
といういかつい髭面のおっさんが43歳の時に発表した、
今から176年もの前の曲である。
構想から21年かけてつくったそうである。
時間かけりゃあいいってもんでもないが、
しかし本当に素晴らしい曲なのだ。
荘厳で、
ドラマティックで、
ロマンティックで、
フィナーレはこれでもかとばかりに感動的。
途中、
「ゴジラ
を思わせるフレーズがあるところも、
好感が持ててナイスなポイントである。
本日の久石さんも、
おもいっきり気合い入っていて、
汗だくになって指揮をしていた。
特にすばらしかったのは、
東京フィルのコンマスのヴァイオリンの方。
ソロパートは切れまくり、
気合い入れて弾きまくって足の裏がなんども見えるくらい、
体を動かし、
情熱的に弾きまくっていた。
感動した。
うーん素晴らしかったなあ。
心現れる、とはこのことだ。
苦悩と運命に徹底的に立ち向かい、
試練を乗り越えて、
その先に壮大な歓喜の時を迎えるような、
そんなイメージ。
勇気をもらえる。
思わず、
「ブラボー!」
と立ち上がって拍手したかったが、
シャイな私には無理な話であった。
クラシックは縁遠い、苦手、
という人も、
このブラームス交響曲1番、
はおすすめです。
Posted by hidenori37 at
00:30
│Comments(0)

