「自分を信じた」から「仲間を誇りに思う」へ。

投稿日:2012年2月6日

 
4年前の再戦となった、
今年のスーパーボウル(アメリカNFLの優勝決定戦)は、
歴史に残るような素晴らしいゲームとなった。

そしてまたもニューヨークのジャイアンツが、
ボストンのペイトリオッツを下した。

前回同様、
アンダードッグ(不利とされる予想)を跳ね返しての、
そしてまたしても最終クォーター、残り1分を切っての逆転劇だった。

私はこの一見頼りなさげで、
とてもプロのアメフト選手とは思えないような、
「優しい花屋の兄ちゃん」といった風貌のクォーターバック、
イーライ・マニングが昔から大好きなのだが、

彼の素晴らしいところは、
逆境でも決してあきらめない強靱なメンタル(精神的な)タフネスだろう。

残り時間があとわずか、
絶対的に不利な条件下でも常に冷静で、
ハリーアップオフェンスになるとパスの成功度が上昇し、
ミスも極めて少なくなる。

このスーパーボウルでも、
パスの成功率は80%近く(この数字は驚異的だ)、
ファンブルもインターセプトもなし。

第四クォーターの逆転劇は、
今シーズンなんと7度目にもなる。

すごいクォーターバックではないかもしれないが、
どのような形であれ、
チームを最終的な勝利に導くことのできるリーダーであることは間違いない。

偉大な兄、ペイトン・マニングと常に比較され、
入団当初はなかなか勝てず、
ボールのスパイラルがかからずに技術的な未熟さを指摘されたり、
当時のランニングバックから名指しで「彼はクォーターバックとしてリーダーシップに欠ける」と批判もされていた。

ビジネスでいえば、
社長が社員から、堂々と公の場で批判されてしまっているようなものである。

その苦しい時期を乗り越え、
成長し、
圧倒的に不利とされた2008年、42回スーパーボウルを制した時、
彼はこのようなコメントを残していた。

“I never doubted myself, I never lost confidence,”
「私は決して自分を疑わなかったし、決して自信を失うこともなかった」

参照:
“I never doubted myself, I never lost confidence,” | 滝井秀典ブログ

その4年後、
46回スーパーボウルの覇者となり、
どのようなコメントをするのか注目していた。
それはこのようなものだった。

“I’m proud of our guys. I’m proud of the team,”
「仲間と、チームを誇りに思う」

兄を超える
2度目のスーパーボウル覇者となり、
そのコメントには、

「自分が」「私が」

という言葉ではなく、

「私たちは」「仲間が」

という言葉が主語になり、

“We had a great, tough bunch of guys who never quit, and had faith in each other. I’m proud of these guys sticking togethe”

上記のように、
結束力と仲間の信頼を強調していたものになっていた。

参照:
NFL.com news: Manning wins Super Bowl MVP with another comeback vs. Pats

一度目の挑戦は、自分の力を信じた。
二度目の挑戦は、仲間を信じた。

これを多くの人は、「成熟」と評するだろう。

そして彼の言葉は、
起業を成功させた後、
これから組織としてビジネスをより成熟させようとしている、
多くのビジネスオーナーにも学びとなるに違いない。

それにしても、
グレイトなゲームだった。

今年の9月が待ち遠しい。

※今年のスーパーボウルのインフォグラフィックはこちらです。
superbowl+online+conversions+v6-screen-01.png (456×1600)

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プロフィール

  • 滝井秀典
  • キーワードマーケティング研究所 代表取締役。検索キーワード広告(PPC、リスティング広告)の研究、実践、教育をしています。会社の方では運用代行など。
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